ネットの情報について【胃がんを治すために】2年間の治療まとめ

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スキルス胃がん+転移性肝がんの治療を続けて2年。ネットでもいろんな情報を知ることができました。

たくさんの人にサポートをしてもらえるようになり、いろんな患者さんを見て、私がネットで情報を調べるときに気をつけるようになったことです。

  1. ネットにある情報の種類
  2. ネットにある情報の扱い方
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ネットにある情報の種類

私がネットでがんの情報を調べるとき、その内容を大きく3つに分けて区別しています。

ニュース

基本的に古くなって使えなくなる情報
  • 重要レベル:★☆☆☆☆

ニュースは、「最新の研究結果」や「実用化を目指し…」など、がんの新しい情報のことです。

こういった新しいがんの情報は、時間とともに古くなって使えない情報になっていきます。私は2年間の闘病生活で、とくに役に立ったニュースは記憶にありません。基本的にスルーしています。

知識

知っているだけでは役に立たない情報
  • 重要レベル:★★★☆☆

知識は、がんの治療を続けるために知っておいたほうがいいアドバイスや方法のこと。たとえば、こんな情報です。

国立がん研究センターがん対策情報センター編著の書籍「患者必携」の内容を掲載したウェブサイトです。
ステージ4の胃がんの私が、食生活を改善するのに参考にしている4つの超おすすめサイト+1です。 体力が必要ながん治療で、食欲不振は必ずクリアしないといけない...

でも2年間の闘病生活で、「知っていること」と「実際にできること」はぜんぜん違うことを知りました。大切な情報だけど、知っているだけでは基本的に役に立ちません。

食事のレシピひとつでも、実際につくって体験・経験してみないと分からないことがたくさんありました。

  • 食べやすさ
  • 味つけ
  • 手軽さ
  • ボリューム
  • 体調の変化
    などなど……

知恵、工夫

体験・経験した人から生まれた役に立つ情報
  • 重要レベル:★★★★★

知恵や工夫は、体験・経験した人が学んだり考え抜いたことを、ブログ等で発信しているアイデアやノウハウのことです。教訓といっていいかもしれません。

治療を続けやすくするために考えた手作りグッズ、困ったことを解決した方法など、すぐに役に立つ貴重な情報・内容が多いです。

でも知恵や工夫を参考に試しても、その人と同じ結果になるとは限りません。実践するときは、必ず誰かに相談するようにしています。

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ネットにある情報の扱い方

ある患者の忘れられない話

ネットの情報について考えるきっかけになった話

私に強いインパクトを残した患者さんがいます。そのときはドン引きしたけど、あとからネットの情報について深く考えるきっかけになった貴重な体験でした。
※ 会話の内容をわかりやすくするため、フルーツに例えてあります

患者:先生、リンゴとミカン、どっちがバナナですか?
医師:……、どちらもバナナじゃないですよ。
患者:でもね先生、ネットとかで調べたらどっちもフルーツですよ!?そんなことで、よく医者が務まりますね!
医師:……。

三((((((((´ω`;)うわっ、ないわー… ステージ4の胃がん治療をはじめて1年以上。病院・病棟にいると、見聞きするつもりはないけど患者の会話や態度に...

ネットで情報を調べるデメリット

ネットで調べ続けると、思考が偏る

あの患者さんが、なぜあんなトンチンカンなことを言い出したのか私にはわかりません。でも、2つの特徴があります。

  • ネットで情報を調べている
  • 考え方が極端に偏っている

ネットで調べるのは便利だけど、基本的に検索した単語(キーワード)に関する情報しか表示されません。

この情報を何時間も見続けていると、考え方・思考が偏っていっても不思議ではないと思います。自分で自分を洗脳していると言っていいかもしれません。

また、体に感じている症状の原因をネットで調べ、その対処法を実践することもあると思います。でも原因は推測なので、的外れなことをしていたり、逆に症状を悪化させる可能性もあると私は思います。

末期のスキルス胃がんと告知された私は、偏った情報に混乱し、極端な行動をして勝手に治療を続けられない体に弱っていきました。 これは、がんと告知されて私の身に...

ネットの情報は、補足・確認する程度

私をサポートしてくれる人のアドバイスのほうが大切

私をサポートしてくれている人は、主治医をはじめ、ほとんどの人が国家資格を持っています。なにより、私の体のことをよく知っている人たちです。

  1. 主治医に症状を診断してもらう(原因が確定)
  2. 薬の処方があれば、注意点を聞く(適量・時間の調節とか)
  3. 対処法・アドバイスをしてもらう(自分の体に合った方法)
  4. ネットで補足の情報がないか確認する(気づいていないこと等)

サポートをしてくれる人たちの情報・アドバイスより、私のことを知らないネットの情報を優先し、推測で実践するなんて私にはあり得ません。

それから私は、ネットで情報を調べるとき、自分で気づいていないことを補足・確認する程度にしています。

自分と他人を比較しない がんのブログを見るとき、私は絶対に自分と他人を比較しません。 比較することが悪いわけではなく、比較をしたときに、自分の気持ちがど...

ネットの広告について

広告は、簡単に消すことができます

ネットで情報を調べると、一緒に広告が表示されることもあります。

本来、広告は情報に関連した役に立つ情報でもあります。たとえば、がん保険の広告を見て家族の保険を見直すきっかけになる等。その保険会社を利用する・しないは、また別の話です。

その広告は、画面から簡単に消すこともできます。

がんの情報をインターネットで検索すると、いろんな広告も表示されます。その中にはインチキ治療やサプリの広告も含まれています。 どんながんにも効く〇〇療法...

【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. ネットの情報は、内容を大きく3つに分けて区別する。
  2. 重要レベルは「ニュース<知識<知恵・工夫」。
  3. ネットで情報を調べ続けると、考え方・思考が偏る。
  4. 私をサポートしてくれる人のアドバイスのほうが大切。
  5. ネットの情報は、気づいていないことを補足・確認する程度に。

【毎日更新】病院で聞けない話

最後までご覧いただき、ありがとうございました。ご意見ご感想など、お気軽にコメントお問い合わせからどうぞ。

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