継続、習慣について【胃がんを治すために】2年間の治療まとめ

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肝臓に転移した末期のスキルス胃がんとわかったとき、これから「ああしていこう」「こうしていこう」と思ったことがありました。

それから数か月、思ったことを継続できない自分がいました。どうすれば生活習慣を改善できるのか、いろんな失敗をして少しずつ習慣にするコツがわかってきた話です。

  1. 私が継続、習慣にできなかった2つの理由
  2. 継続、習慣にするため私がしている3つのこと
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私が継続、習慣にできなかった2つの理由

「知っていること」と「できること」は違う

「いつでもできる」は、すべて「できない」こと
  • 早食いをしない
  • 大食いをしない(腹八分目)
  • よく噛んで食べる
  • 食べてすぐ横にならない
  • 遅い時間(寝る前)に食べない

私は体にやさしい食べ方、胃腸に負担をかけない食べ方を知っていました。でも、これができるようになるまで数か月かかりました。

それまで私は、知識や情報を知っていれば「すぐにできる」「いつでもできる」と思っていました。でもそれは間違いで、「知っていること」と「できること」はぜんぜん違うことでした。

この「いつでもできる」という思い込みが、継続・習慣にできなかった理由のひとつです。行動して体験・経験していないことは、すべて「できない」こと。そう考え直し、ナメた考えやプライドを捨てました。

食生活を改善するため、すぐにできることからを始めようと考えた私は、「胃がんやし、これからは、よぅ噛んで食べるわ」と宣言した数分後、 ちゃんと噛んでる?と嫁...

むずかしいこと、複雑なことは継続できない

シンプルで継続しやすい、自分のやりやすい方法にしていく

継続できなかったもうひとつの理由は、いい体調をキープしている人・健康な人はなにか特別なことを習慣にしていると考えたことでした。

  • レシピ通りの材料、分量でつくる
  • 無農薬・有機のみで食生活を改善する
  • いいことは取り入れ組み合わせていく
  • スケジュール通りに行動していく
    ……

生活習慣の改善を2年間続けてきて、「むずかしいこと」「複雑なこと」「高額なもの」は習慣にできませんでした。

どんなにいいことでも、継続できないと意味がありません。そのためには、シンプルで継続しやすい方法じゃないと習慣にできない。そう考え直し、どんどん自分のやりやすい方法に変えています。

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継続、習慣にするため私がしている3つのこと

できることからはじめる

できることを見つけていくこと

なにかに挑戦することは大切なことだけど、それにはステップがあって、なんでもすぐにできる人は少ないと思います。

特別なことを習慣にする必要があると思い込んでいた私は、できない自分を正当化しようと言い訳するようになっていました。

  • レシピが合わないから胃腸の調子が悪い
  • ジムに行ったり器具がないから運動できない
  • いい枕や布団がないからぐっすり眠れない
    ……

準備を言い出すとキリがありません。整うのを待っていたら、いつまで経っても何もできないと思います。また、できないことを無理にしようとすると悩み、不安も大きくなっていきます。

私に必要だったのは、「よく噛んで食べる」といったあたり前のことをあたり前にすること、できることを見つけていくことでした。それから私は「誰でもできることを、誰でもできないくらい頑張ろう」と考え方を変えました。

継続していくと、できることが増えたり、なにかに気づいたり発見することがあります。これは純粋に楽しいことで、日々成長していく自分を感じることもできるようになってきました。

勝ち続ける意志力 努力する方法を間違うと、結果に裏切られて挫折してしまう。努力している「つもり」にならず、つねに結果を出し続ける方法・考え方が書かれた一冊...

なにかをヤメる

新しいことをはじめる前に、その時間をつくる

なにか新しいことをはじめるには、それをする時間が必要です。その時間をつくるため、私は「なにかをヤメる」ことにしています。

時間をつくるために効率を考えたり、早起きをしたこともありました。でも私には向いていないようで、なにかをヤメることで簡単に時間をつくることができました。

最初にヤメたのは「テレビのつけっぱなし」でした。つねに気を取られてダラダラした時間がなくなり、大切な時間をすごく増やせました。

なにかをヤメたり手放さないと、欲しいものは手に入らない。そんな気がします。

末期のスキルス胃がんと告知され、健康にいいと思った生活習慣に「変えるぞ!」と改善に取り組んだけど、失敗の連続。 うまくいかない 続けられない ...

つねに目的・目標を忘れない

目的・目標は、いつの間にか変わってしまう

これまで私は、目的・目標がいつの間にか変わっていた経験を何度かしています。食生活を改善しているつもりが、ただ座っているだけと気づいたときは本当にショックでした。

入院中、隣のベッド(カーテン越し)から聞こえてきた会話に、わたしは少し違和感を覚えました。 「○○ちゃん、ちょっと太ったんちゃう?」 「そーやねん。ダイ...

私が読んでよかった「3つの真実」には、こんなエピソードがあります。

主人公は彼女の誕生日を祝うため、人気のディナークルーズを何か月も前から予約していました。でも彼女がちょっとした不注意で遅刻をしてしまい、主人公は彼女を責め、その日はお祝いせずにそれぞれ家に帰ります。

実に多くの人間が、その場の感情や衝動に動かされて、自分が望む現実とは逆の現実を創り出してしまう。そして、人生でこれを繰り返しているのじゃ
「3つの真実」P.53

主人公の本当の目的は「彼女の誕生日をお祝いすること」で、これを忘れていなければ、いくらでも彼女を喜ばせて目的を達成できたはずです。

いま私は、食事・運動・睡眠の3つを中心に生活習慣の改善を続けています。

たとえば運動なら、血液を循環させて栄養と酸素を全身に行き渡らせること。筋肉をつけながら心肺機能をアップさせ、体力のある体にすること。これを毎日達成できれば、どんな運動でもいいわけです。

これを忘れず意識していれば、運動すること自体(種類、時間、量・回数にこだわる等)が目的・目標に変わることはありません。その日の体調に合わせて自由に運動することでストレスが減り、精神的にもすごく楽になりました。

がんの治療を続けるには、「正解のない問題」に答えを出せる決断力が必要になります。この本を読んで、決断するために自分にとって本当に大切なものをたくさん再確認で...

【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. 「いつでもできる」は、すべて「できない」こと。
  2. シンプルで継続しやすい、自分のやりやすい方法にしていく。
  3. あたり前のことをあたり前にして、できることを見つけていく。
  4. なにかをヤメないと、欲しいものは手に入らない。
  5. 目的・目標はいつの間にか変わってしまうので忘れない。
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