運動と体力について【胃がんを治すために】2年間の治療まとめ

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肝臓に転移したスキルス胃がんの治療を続けて2年。運動を習慣にして続けた結果、治療を続けられる体力をつけることができました。

運動は、私が治療を続けることができる大切なキーポイントです。その理由と私がしている運動のまとめです。

  1. 私が運動をする2つの理由
  2. 私がしている運動など
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私が運動をする2つの理由

がんという病気について

がんの治療を続けるには体力が必要

人の体は、細胞が入れ替わる新陳代謝をしています。がんは遺伝子のコピーミス等で一部の細胞が新陳代謝をしなくなり、増え続けてしまう病気です。

がん細胞は栄養を横取りするため、なにもしなくても必要以上に体力が減っていきます。そのため、どんな治療方法を選んでも体力がないと治療を続けるのはむずかしいと私は考えています。

スキルス胃がん+肝転移、ステージ4の末期がん。治療をはじめた2年前、告知のショックから立ち直る間もなくどんどん進んでいく治療に、私と嫁は戸惑い、ついていくの...

「安静にする」を勘違いした結果

どんどん衰弱していった

私は入院中「安静にする」の意味を勘違いし、ムダに体力を減らし、勝手に衰弱していきました。このときの体験から、運動について3つのことを学びました。

  • 栄養は、摂っただけでは全身に行き渡らないこと
  • 体(筋肉)は動かさないと簡単に衰えていくこと
  • 簡単な運動でも、続けていくと衰弱を防げること

もし、食べてゴロゴロするだけで健康になったら、だれも運動やダイエットをする必要はないと思います。

入院当初、はじめての抗がん剤「TS-1+ランダ(シスプラチン)」の副作用(下痢、吐き気など)で一週間ほど絶食したことがありました。抗がん剤を中止し、点滴と成...

運動をする理由(1)

栄養(と酸素)を全身に行き渡らせるため

食べた栄養(と酸素)は血液で全身に運ばれます。なので血液さえ循環すれば、そのときの体調に合わせてどんな運動をしてもいいことにしています。

ハードな運動をする日もあるけど、毎日しているわけではありません。翌日に疲れを残さない少し息が上がる運動でも十分と思っています。

スキルス胃がん、ステージ4。私が1年半以上続けている抗がん剤は、「パクリタキセル+サイラムザ」です。(現在、17クール目) 副作用の倦怠感・だるさは今も感...

運動をする理由(2)

少々のことで疲れない余力をつけるため

筋肉が増えてくると余力がつき、少々のことで疲れない体になってきました。この余力は、私が治療を続けることができるキーポイントになっています。

抗がん剤の副作用で体調が悪かったり、食事ができなかったり、動くのがツラいときもあります。このとき、余力がある・ないで体調コントロールや回復するスピードに差が出ています。

抗がん剤の副作用でフラフラだった私は、下半身を中心に鍛えはじめると、どんどん体調がよくなっていきました。 これは、参考にしたスクワットの動画、筋トレをはじ...

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私がしている運動など

私は、サッカー選手がよくする動的ストレッチをメインの運動にしています。

室内でもできる有酸素運動の一種で、ラジオ体操も動的ストレッチのひとつです。ストレッチと筋トレを同時にできるのが特徴です。

進行性胃がん・転移性肝がんの私が、抗がん剤の治療中でもしている運動・動的ストレッチ(主に上半身)のまとめです。 とくに動的ストレッチを毎日続けた結果、胃が...

参考にしている本

40歳からは股関節と肩甲骨を鍛えなさい

血液を循環させる
  • 股関節のトレーニング
  • 下半身のトレーニング
  • 肩甲骨のトレーニング

40歳からは股関節と肩甲骨を鍛えなさい

この本は、股関節(腰まわり)・下半身(太もも)・肩甲骨(肩まわり)のストレッチと筋力アップを無理なくステップアップしていける本です。座りながら・寝ながらできるトレーニングも多くあり、オールカラーでわかりやすく紹介されています。

少しきついトレーニングもあるけど、体調に合わせて運動メニューを選びやすくケガをしにくい体にすることができます。

動的ストレッチメソッド

体力に余力をつける
  • ベーシック
  • スタンダード
  • 筋トレ
  • コンディショニング

動的ストレッチメソッド

この本は、肩甲骨・背骨・股関節を連動させる(全身を使う)動的ストレッチが多く紹介されています。体幹(インナーマッスル)を鍛え、余力のある体にできます。最初の本より少しハードな動きなので、運動する習慣のある人におすすめです。

この本もオールカラーで紹介されていて、ポイントやNGの姿勢がわかりやすく掲載されています。

できれば誰かにサポートしてもらう

アドバイスで体の動きが劇的に変わる

自分の体がどう動いているのか、客観的にイメージするのはむずかしいと思います。自分でも左右のバランスが悪いと感じていたけど、体のクセというか、どう動いているのかよく分かっていませんでした。

それが柔道整復師(柔整師)の先生に月1回ほどサポートしてもらうようになり、体の動きが劇的に変わりはじめました。私の体に合ったアドバイスをしてもらうことで、もっと動く体に変わりました。

私は1年半、個人で運動を続けてきました。それでも十分に体力をつけることができたけど、できれば誰かにサポートしてもらうほうが効果的です。

がんの治療方法・症状は人それぞれです。無料で相談できる「がん相談支援センター」でリハビリトレーナー等を紹介してもらうと、自分の体に合ったアドバイスをしてもらえると思います。

がんの治療を続けるには、いろんな情報も必要です。その情報は自分で調べたり勉強するより、頼れる人に聞くほうがはるかに早くて正確です。 がんサロンは、闘病のサ...

【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. がん細胞は栄養を横取りするため、どんな治療方法を選んでも体力が必要。
  2. 運動をする理由(1)栄養(と酸素)を全身に行き渡らせるため。
  3. 運動をする理由(2)少々のことで疲れない余力をつけるため。
  4. 私がメインでしている運動は有酸素運動の一種、動的ストレッチ。
  5. 誰かにサポートしてもらうと、もっと動く体に変わっていく。
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