生野菜をサラダで食べるのもいいけど、わが家は温野菜(蒸し野菜)をよく食べています。消化がよく、体も冷えにくく、いろんな季節の野菜を食べることができます。
また、末梢神経障害で冷たいものを食べると口がしびれる副作用(エルプラット等)があっても食べやすく、栄養のバランスを整えやすいレシピです。
- 土鍋で温野菜の材料、調理器具など
- 土鍋で温野菜の簡単レシピ(2~3人分)
土鍋で温野菜の材料、調理器具など
必要な調理器具
- 土鍋
- スチームプレート
土鍋は家にあるのもで十分です。わが家は夫婦2人なので、7号サイズ(約1500ml)がぴったり。
スチームプレートは、土鍋に合うサイズをご用意ください。三島の7号サイズには、直径16~17cmのスチームプレートが合います。
土鍋で温野菜の材料(2~3人分)
基本の割合
- 30%:たんぱく質(肉など)
- 50%:野菜(ビタミン、ミネラル)
- 20%:野菜(炭水化物)
わが家の温野菜は「たんぱく質3:季節の野菜7」の割合を目安につくります。野菜は、ビタミン・ミネラルが多い野菜と、炭水化物が多い芋類やかぼちゃなど区別しています。
分量はだいたいでOK。今回は目安のグラム数でつくってみました。ちょっとお肉が少なかったので、しめのスープパスタでチーズを追加しました。
今回の材料
- 豚スライス:100g
- 野菜(ビタミン、ミネラル)
- キャベツ:100g
- 大根:60g
- にんじん:20g
- 玉ねぎ:60g
- ブロッコリー:60g
- きのこ類:40g
- 野菜(炭水化物)
- じゃがいも:80g
その他、おすすめのたんぱく質
- 鶏肉
- かにかま
- ゆで玉子
- 豆腐・厚揚げ
- 蒸し大豆・枝豆
- えび
- ほたて・貝類
- 鮭・白身魚
- ツナ缶
- さば缶
など
イカ・タコは消化に悪いのでご注意ください
土鍋で温野菜の簡単レシピ(2~3人分)
(1)土鍋に食材をセット
- 水:100ml
土鍋にスチームプレートをセット。鍋底には、100mlの水が入っています。
土鍋にすべての食材を入れたら準備OKです。
(2)蒸す
最初は中火にし、蒸気が出てきたら弱火で10~15分蒸します。
10分で少し歯ごたえが残る温野菜に、15分で柔らかめの温野菜に仕上がります。
炭水化物系の野菜(じゃがいも、かぼちゃ、里いも等)は火が通りにくいので、うすくカットするか軽く下処理(レンチン)してください。
たとえば、じゃがいもなら1~1.5cmくらいにカットすると下処理なしでOKです。
(3)できあがり
今回は、少し柔らか目に15分蒸しました。
温野菜は、いろんなタレ(ソース)で楽しめます。お好みの味でお召し上がりください。ちなみに今回は「ごまダレ」と「ポン酢」でいただきました。
タレ(ソース)について
クックパッドで検索すると、いろいろ参考になると思います。
- 和風
- 洋風
- 中華風
- 韓国風
- インド風(カレー)
- エスニック風
など
しめ(スープパスタ)
鍋底には、野菜から出た「うま味」と「栄養」が入ったスープがあります。これを使って、しめにするのもおすすめです。今回はスープパスタにしました。
わが家では、しめに水漬けパスタをよく食べます。血糖値が上がりにくい低GI食品で、塩分もほぼセロです。(今回は40gを水漬けパスタにしました)
パスタ以外の麺だと、十割そば(小麦ゼロ)がおすすめです。早くゆで上がるそうめんは、胃摘した人だと血糖値が上がりやすく(ダンピングしやすく)おすすめできません。塩分も高く、別のお鍋でゆでる手間も必要です。
- 水(お湯)を200ml入れる
- 沸騰したらお好みの味つけに
(今回はコンソメにしました) - パスタを入れて3~4分ゆでる
- 少し残した温野菜を入れひと煮立ち
- チーズをトッピングしました
(たんぱく質をちょい足し)
水漬けパスタの詳細は、こちらのレシピ↓をご覧ください。
その他、おすすめのレシピサイト
【まとめ】考えたこと、やったこと
- 末梢神経障害(冷たいものを食べると口がしびれる副作用)に対応したレシピ。
- 消化がよく、体も冷えにくく、いろんな季節の野菜を食べることができる。
- たんぱく質と季節の野菜は、割合も意識する。(好きなものばかり入れない)

平八郎の感想 副作用・症状別にメニューを選べる本
