抗がん剤の副作用【コントロールできない】継続がむずかしい症状

14460822

抗がん剤を2ndラインから1stラインに戻して治療を再開したけど、どうしても越えられない副作用の壁がありました。

すぐに抗がん剤を中止し、症状を緩和。治療を継続するのに、改めて主治医とのコミュニケーションが大切なのがわかりました。

  1. コントロールができない抗がん剤の副作用
  2. TS-1の副作用、対応、対策など
スポンサーリンク
Google AdSense PC

コントロールができない抗がん剤の副作用

骨髄抑制

継続がむずかしい度
★★★☆☆

血液のバランスが崩れる骨髄抑制は、血液検査でわかる自覚症状が少ない副作用です。

  • 主な症状
    • 白血球(好中球)の減少
    • 赤血球(ヘモグロビン)の減少
    • 血小板の減少

白血球(好中球)の減少は、G-CSF製剤という好中球を増やす注射で対応することができます。でも毎日気軽に打てるものではないので、回数が増えてくると抗がん剤を減薬したり休薬することもあります。

赤血球と血小板は、基本的に減薬・休薬か輸血での対応になります。減少するのは抗がん剤の副作用なので、白血球と同様に、一般にいわれる「増える食べもの」に効果は期待できません。

長期間の投与で負担がかかりやすい臓器

継続がむずかしい度
★★★★☆

胃がんに使用される抗がん剤には、腎臓に負担をかけやすいものがあります。

  • 腎臓に負担をかけやすい抗がん剤
    • シスプラチン(負担度 中)
    • サイラムザ(負担度 小~中)
      など……

長期間の投与で少しずつ腎臓に負担がかかり蛋白尿など影響が出てきます。これは個人差が大きく、主治医が確認しているので腎臓がダメになるとは考えにくいです。ただ、休薬しても徐々に抗がん剤が使えなくなる可能性はあります。

胃がん+肝転移、ステージ4の治療を続けてもうすぐ2年。減塩しながら食生活の改善に取り組んでいます。 減塩は、抗がん剤の治療を続けるためにも絶対にクリアしな...

アレルギー反応

継続がむずかしい度
★★★★★

アレルギー反応は、あまりない副作用と聞いています。多くは抗がん剤の点滴をはじめた直後に現れるそうで、私はまだ経験したことがありません。

  • 激しい吐き気・嘔吐
  • 発疹等が一気に出る
  • 胸が痛い・呼吸困難
  • 極端に血圧が上昇する

一般的な副作用とは明らかに違い、激しい症状が特徴です。1~2回目の抗がん剤を投与するときは稀にアレルギー反応があるで、看護師さんは少し緊張するそうです。

アレルギー反応は、花粉症と同じ原理で体が反応します。なので、ごく稀に回数を重ねてから発症することもあるそうです。

14460820

TS-1の副作用、対応、対策など

抗がん剤をTS-1に変更した理由

主治医が私の抗がん剤を変更したのは、サイラムザを1年半続けたので腎臓を休ませる意味もありました。もう一度しっかり検査をしますが、いまのところ腎臓に影響はなく耐えてくれています。

2016年4月、スキルス胃がん+転移性肝がん(肝転移)、ステージ4の末期がんと診断されました。それから1年6か月後の転移性肝がんを比較したCT画像です。 ...

今回、私に現れたTS-1の副作用

今回は、TS-1の服用を10日で一旦中止にしました。

  • 吐き気
  • 出血(血小板の減少)
  • 色素沈着
  • 下痢
進行性胃がん4型(スキルス)、転移性肝がん、末期ステージ4、余命半年。私は抗がん剤で治療することを選択しました。入院をし、主治医が最初に選んだ抗がん剤は、 ...

1年半前に服用したときと、ほぼ同じ副作用でした。今回も、とくにツラいと感じたのは「出血」と「下痢」です。

血小板が減少すると、鼻血や歯ぐきから出血することがあります。私は花粉症で、もともと鼻が弱い体質のようです。空気が乾燥してくる季節と重なり、鼻の粘膜から出血するとそこそこの量が出ます。

下痢は、だいたい1週間くらい服用するとはじまります。10日を過ぎると、おしっこの回数が極端に減る下痢に変わります。たぶん私は粘膜系が弱く、腸の粘膜にも副作用が出やすいと思われます。

鼻血への対応と対策

鼻血への対応は、鼻腔の粘膜(血管)を回復する薬が処方されました。S・アドクノンは血管を強くして出血を防ぐ薬、トランサミンは止まりにくい出血を止血する薬です。

S・アドクノン トランサミン

今後の対策は、次回の血液検査・尿検査の結果を確認しながら主治医と相談する予定です。

  • 鼻腔の粘膜(血管)をレーザーで焼く
  • 抗がん剤を、パクリタキセル+サイラムザに戻す
  • その他の方法を選ぶ
私には、抗がん剤の副作用に鼻血があります。空気が乾燥する季節になり、休薬期間中に回復しにくくなってきました。 基本の鼻血対策、処方された薬、効果的な止め方...

コントロールがむずかしい副作用について

主治医と相談しながらケースバイケースで対応・対策

副作用は個人差が大きく、必ず症状が現れるわけではありません。私の場合は、TS-1で粘膜系の副作用が強く現れます。これは少数派だそうですが、体質なので仕方ありません。

副作用は抗がん剤を続けていくと変化するし、どんな副作用が現れるか悩んでもあまり意味はないと思います。とくに他の人に現れた副作用は「こんな症状もある」程度の知識で私は十分です。

それよりも大切なことは、体調(副作用)の変化に気づき、主治医に正確に伝え、アドバイスや対処法を一緒に考えていくこと。そう私は思います。

スキルス胃がん、転移性肝がんの治療をはじめてもうすぐ2年。抗がん剤をパクリタキセル+サイラムザからTS-1に変更して約3か月が経ちました。 TS-1を減薬...
手術ができないスキルス胃がん+転移性肝がん。私には期待できる抗がん剤が少なく、TS-1はその中のひとつです。でも体に合わず、副作用が強く現れます。 そのT...

【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. 抗がん剤には、個人でコントロールできない副作用がある。
  2. その多くは、抗がん剤を継続するのがむずかしくなる。
  3. どんな副作用が現れるか悩んでも意味がない。
  4. 体調(副作用)が変化したら、主治医に伝えて一緒に考えていく。

毎日更新【病院で聞けない】胃がんの話

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
私にはみなさまの助けが必要です。どんな情報・知恵・工夫・アイデアでも、ご存知の方はこの記事にコメントまたは連絡・お問い合わせから教えてください。よろしくお願いいたします。

当ブログは常時SSL(https)化でセキュリティを強化しています。無料Wi-Fiでもすべて暗号化されます。

spacer

スポンサーリンク
Google AdSense PC
Google AdSense PC

この記事をシェアする

このブログをフォローする

トップへ戻る