抗がん剤の副作用【味覚障害の対策】原因、予防、私がしている工夫

30389882

抗がん剤の副作用で、味覚障害(末梢神経障害の一種)になることがあります。いま私が使っている抗がん剤は「パクリタキセル」で、少しずつ症状が強くなってきました。

原因・予防など基本的な情報と、私がしている3つの対策・工夫です。

  1. 味覚障害について
  2. 味覚障害の対策、セルフケア
スポンサーリンク
Google AdSense PC

味覚障害について

味覚障害の基本情報

基本的な原因、予防、対策など

味覚障害は、抗がん剤の副作用「末梢神経障害」の一種です。基本的な情報は、国立がん情報サービスのウェブサイトが詳しくてわかりやすいです。

※ 後遺症で味覚障害が残る人は少なく、抗がん剤治療が終わる(減薬、休薬する)と、ほとんどの人が正常な味覚に戻ると主治医・薬剤師さんから聞いています。

味覚障害で注意していること

体力を落とさないように注意する

味覚障害は、油断をすると少しずつ体力が落ちていく副作用です。味がヘンと思ったら、遠慮せず伝えてくださいね。

体力は、がんの治療を続けていくのに絶対必要なものです。

  • 味覚障害
  • 食欲が落ちる
  • 体力も落ちていく

少しでも味がヘンだと感じたら主治医に相談し、抗がん剤に詳しい薬剤師さんにもサポートをしてもらって私に合った対策をいろいろ試しています。

肝臓に転移したスキルス胃がんの治療を続けて2年。運動を習慣にして続けた結果、治療を続けられる体力をつけることができました。 運動は、私が治療を続けることが...

味覚障害になりやすい抗がん剤

胃がんの治療で選ばれやすい抗がん剤
  • プラチナ系(〇〇プラチン)
    • シスプラチン
    • オキサリプラチン
      など
  • タキサン系(〇〇タキセル)
    • パクリタキセル
    • ドセタキセル
      など
  • その他
    • TS-1
      など

30389881

味覚障害の対策、セルフケア

1.オーラルケア

口の中を乾燥させない

口の中が乾燥すると味覚障害になりやすい、とのこと。

  • ブクブクうがい
  • 歯みがき
  • 水分補給

骨髄抑制で白血球が減っているときは感染症の予防になるし、1日に必要な水分を補給する習慣にもなります。

食生活を改善するとき、入院中に看護師さんと管理栄養士さんに教えてもらった「2つのこと」を守っています。シンプルな発想・考え方だけど、とても大切なこと。あまり...

2.薬を処方してもらう

薬剤師さんにも相談する
  1. 原因の可能性【大】末梢神経障害
  2. 原因の可能性【小】亜鉛の吸収が阻害されている

対策(1)炭酸水素ナトリウム(重曹)

炭酸水素ナトリウム(重曹)3gを、500mlの水で溶かして気になったタイミングで口をブクブクうがいする。

炭酸水素ナトリウム(重曹)

対策の結果
口の中はとてもスッキリするけど、私はあまり効果を感じることができませんでした

この対策はブログの読者さまに効果があった方法で、口を乾燥させず予防する意味合いのほうが強いかもしれません。合う・合わないは人それぞれなので、改善される人もたくさんいると思います。

薬剤師さんに確認済みで、食事前でも可です。つくった重曹水は冷蔵保存で4~5日大丈夫とのこと。情報を教えていただいき、とてもうれしかったです。ありがとうございました。

対策(2)プロマックD錠75

私の条件に合った、亜鉛を含むプロマックD錠75を服用してみる。

プロマックD錠75

対策の結果
味覚障害が少し改善しました
  • 胃摘をしていないスキルス胃がん
  • 亜鉛の吸収が阻害され不足している可能性もある

私の場合、味覚障害はパクリタキセルによる末梢神経障害が濃厚です。でも、必須ミネラルの亜鉛が不足しても味覚障害になるので、条件に合う「胃潰瘍の薬」プロマックD錠75をお試しで処方してもらいました。

味を感じる神経(味蕾、みらい)は約10日間で入れ替わるそうです。プロマックD錠75は継続して服用しても私には問題ないので、このまま飲み続けようと思います。

レシピ・味つけの工夫

スパイス、香辛料をいろいろ試す

私の味覚障害には「これ!」といった有効な対策はなく、料理の味つけをスパイス・香辛料で工夫しています。いまは薄味にしてもらい、そのときの気分・体調に合わせて調味料を加えて自分好みの味にしています。

  • わさび
  • カレー粉
  • こしょう

この3つが私のお気に入りです。他には、しょうが・からし・山椒・オイル・ハーブなど、いろいろ使っています。

ルールは、塩分(しょう油、ポン酢)は控え目にすること。

私が抗がん剤の治療を続けられるのは、「腎臓」が元気に機能しているのが理由のひとつです。私が使っている「サイラムザ」は腎臓に負担をかけやすく、減塩を「わが家のルール」にしています。

胃がん+肝転移、ステージ4の治療を続けてもうすぐ2年。減塩しながら食生活の改善に取り組んでいます。 減塩は、抗がん剤の治療を続けるためにも絶対にクリアしな...
抗がん剤の副作用(食欲不振・味覚障害など)で食欲が落ちたとき、よく食べているスープカレーの簡単レシピ。 辛さの調節・ボリュームアップなどアレンジしやすく、...

味覚障害中は、嫌いな味つけが大丈夫だったり、むしろ大好きな味と感じるもことあります。私の場合は「酸味」でした。ちょっと冒険をするのもいいかもしれません。

また、亜鉛を多く含む食品(ゴマ、貝類など)を積極的に食べるのはいいと思います。でも、摂りすぎ(サプリを含む)は「めまい」「吐き気」といった症状が出ることもあるとのこと。必ず薬剤師・管理栄養士さんにご相談ください。

その他のセルフケアは、こちらをご参考ください。

末期の「スキルス胃がん」+「転移性肝がん」で抗がん剤治療をはじめて1年以上。いま体調管理ができているのは、主治医と看護師さんがたくさんアドバイスをしてくれた...

【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. 食欲がなくなりやすいにで、相談・工夫をして体力を落とさない。
  2. ひどくならないように、口の中を乾燥させない。
  3. 自分の条件に合った、亜鉛を含む薬を処方してもらう。
  4. 調味料(スパイス、香辛料など)で味つけを工夫する。
  5. 塩分(しょう油、ポン酢)は控え目にする。
  6. 亜鉛を含む食べもの(サプリ)は摂りすぎない。

【毎日更新】病院で聞けない話

最後までご覧いただき、ありがとうございました。ご意見ご感想など、お気軽にコメントお問い合わせからどうぞ。

spacer

スポンサーリンク
Google AdSense PC
Google AdSense PC

この記事をシェアする

このブログをフォローする

トップへ戻る