毛細血管と運動【腹式呼吸をはじめた理由】3人の先生から聞いた話

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スキルス胃がんの治療を続けるため、腹式呼吸をしています。

加齢で毛細血管が減ると、慢性的に栄養・酸素・免疫不足になる部分が増えていきます。でも運動すると毛細血管は増え、腹式呼吸は酸素も多く取り入れることができる運動です。

  1. 3人の先生から聞いた話
  2. 腹式呼吸をはじめた理由
  3. 腹式呼吸のやり方
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3人の先生から聞いた話

転移の話

主治医(腫瘍・消化器内科医)Y先生

私は、肝臓に転移しているステージ4のスキルス胃がんです。今後、もし転移するとしたら「腹膜」「肺」「大腸」の3か所が可能性の高い部分です。

主治医はCTやエコー等で定期的に検査し、胃と肝臓の他にこの3か所もしっかりチェックしてくれています。

  1. 腹膜(腹膜播種、腹水など)
  2. 肺(胸水、肺炎、気胸など)
  3. 大腸(結腸、直腸、肛門など)
    その他、腫瘍マーカー等でもチェック

希少がんの話

循環器内科医S先生

私は2017年1月、気胸(肺に穴が開く病気)になり手術をしました。そのとき担当していただいた先生に、心臓がんについて質問したことがあります。

心臓のがんはとても珍しい希少がんで、過去に1例だけそう思われる患者さんを診たことがある(担当は別の医師)とのことでした。でも生検(Wikipedia)のため細胞を採取できる医師がいなかったため、すぐ転院になったそうです。

小腸がんも希少がんのひとつで、胃や肺よりも断然に動く臓器とのこと。そのため毛細血管も多く、とくに心臓は細胞を採取するのがむずかしいと教えていただきました。

自然気胸は、すぐに入院をして処置や手術など、治療が必要な病気です。私は次の2ステップで治療・手術をして治しました。 胸腔ドレナージ 胸腔鏡下手術 ...

腹式呼吸の話

柔道整復師H先生

私は肋骨・肩甲骨・背骨周辺の筋肉が硬く、呼吸が浅くなっていました。

胸と肩回りのストレッチと一緒に、腹式呼吸が内臓全体のストレッチになることも教えていただきました。腹式呼吸をすると酸素を取り入れる量が多くなり、血行も促進され、もっと体が楽になるというアドバイスでした。

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腹式呼吸をはじめた理由

毛細血管について

毛細血管は、細胞に必要な成分を交換している場所

毛細血管は、細胞に必要な成分を届け、不要になった老廃物等を回収している場所です。加齢(老化)で毛細血管が減ったり劣化すると、慢性的に栄養不足・酸素不足・免疫不足になる部分が増えてきます。

栄養のあるものを食べて寝ても体が回復しないのは、毛細血管が減っているのも理由のひとつと私は思います。

NHK ガッテン!「アンチエイジングの新常識 毛細血管ケアSP」

毛細血管を増やす方法

血流を増やす(運動をする)

血流を増やす(運動をする)と、毛細血管も増えていきます。激しい運動をする必要はなく、室内でできるその場スキップやゾンビ体操など、いろんな運動が紹介されています。

でも運動習慣のない人には、かなりキツい体操と思います。最初はムリをせず、軽く息が上がる程度(自分がイメージした半分の運動量)からはじめるのがおすすめです。

がんのある場所(骨転移など)は人によって違います。必ず主治医に確認をしてから運動をはじめてください。

腹式呼吸をはじめた理由

内臓をもっと健康にするため
  • 私のスキルス胃がんは、腹膜・肺・大腸などに転移しやすい
  • 希少がんになる臓器は、よく動いて毛細血管(血流)が多い
  • 腹式呼吸をすると内臓の血行が促進され、血流がアップする

私は、がんを自分で治そうと思っていません。がんを治すのは主治医で、治療を続けるために自分しかできないこと(がん以外の部分を健康にする、いい体調をキープする)に集中しています。

毛細血管が増えると、栄養・酸素・免疫不足になる部分も減っていきます。内臓はとくに毛細血管を増やしたい部分で、腹式呼吸をはじめました。

加齢や生活習慣の乱れなどをきっかけに、全身の毛細血管が血液の通らない管だけになってしまう――そんな「ゴースト血管」が注目されている。 ゴースト血管は肌のシワやたるみ、骨粗しょう症、肝臓や腎臓の機能低下、さらには認知症など、深刻な病にもつながるという。
がんの治療をはじめたころ、私は生活習慣を改善してがんを消そう!治そう!と思って毎日取り組んでいました。それから1年、生活習慣の改善には もっと大切な考え方...

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腹式呼吸のやり方

腹式呼吸とは

お腹を出したり引っ込めたりする呼吸法

横隔膜

腹式呼吸は、横隔膜を上下させてお腹を出したり引っ込めたりする呼吸法です。この動きが血行を促進し、血流がアップして毛細血管を増やす(復活させる)運動になります。

寝てする方法

お腹を引っ込めやすい

腹式呼吸(寝て、横になって)

寝て腹式呼吸をすると、お腹を引っ込めやすい(横隔膜を上げやすい)です。

座って(立って)する方法

お腹を出しやすい

腹式呼吸(イスに座って)

座って(立って)腹式呼吸をすると、お腹を出しやすい(横隔膜を下げやすい)です。

私の腹式呼吸のやり方

気楽に、自然体で
  1. 楽な姿勢で座る(寝る)
  2. お腹を引っ込めながら、息を普段より20~30%ほど多く吐く
  3. お腹を出しながら、息を普段より20~30%ほど多く吸う

最初に「息を吐く」のがポイントです。

目的は血流をアップさせ、毛細血管を増やすことです。続けることが大切で、慣れるまでむずしいことは考えず、習慣にしやすいタイミング(診察の待ち時間など)を見つけていくほうがいいと思います。

また、夜中に目が覚めてしまい、ネガティブな考え(妄想)に押しつぶされそうになることもあると思います。深呼吸をすると心・気持ちが落ち着いてくるので、寝ながらする腹式呼吸はおすすめです。

【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. 毛細血管は、細胞に必要な成分と老廃物等を交換している場所。
  2. 毛細血管が減ると、慢性的に栄養・酸素・免疫不足になる部分が増える。
  3. 血流を増やす(運動をする)と、毛細血管も増えていく。
  4. 私のスキルス胃がんは、とくに腹膜・肺・大腸などに転移しやすい。
  5. 腹式呼吸は内臓の血行を促進し、毛細血管を増やす運動になる。

コメント

  1. snow より:

    はじめまして。私の旦那がステージ3の胃がんがわかり、精神的にも辛い毎日を過ごしていましたが、胃がんでござるさんの完璧すぎるブログでの説明、熱心に本を読んだりとても前向きで頑張り屋さんで頭も心もいいかたですね。ご自身が大変なのに皆んなの為にここまで頑張ってブログをして下さり病院の先生以上ですね。感謝しかありません。私が言うのも変ですが、これからも病気に負けず奇跡を起こして下さい。いつまでも応援しています。本当に有難うございます。

    • 平八郎 より:

      snowさま
      はじめまして、こんにちは。コメントありがとうございます。
      当ブログを運営・管理している平八郎と申します。

      ブログをご覧いただき、また励ましのお言葉まで本当にありがとうございます。

      私もご主人さまの治療が奏功することを切に願います。

      今後ともよろしくお願いいたします。
      平八郎

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