2016年4月、スキルス胃がん+転移性肝がんと告知され、余命半年と宣告されました。それから9ヵ月後と10ヵ月後の肝臓を比較したCT画像。
その頃の闘病生活を振り返って、やって良かったと思うことや失敗・注意したこと、感想など。
- がんの告知から9ヵ月後と10ヵ月後の肝臓を比較したCT画像
- 注意した体調管理、気を引き締め直す、進化した食生活の改善など
転移性肝がんのCT画像比較
2017年1月(告知から9ヵ月後)
2017年2月(告知から10ヵ月後)
肝臓のCT画像・2017年1月
2017年1月、抗がん剤治療をはじめて9ヵ月後の転移性肝がんのCT画像。(画像の手前側が頭、奥が足です)
2017年1月上旬に肺気胸を発症し、緊急入院。前年末と比較できるCT画像が手元になく、2017年2月のCT画像との比較になります。また、2017年1月末までの1ヵ月間、抗がん剤治療を中断しています。
肝臓のCT画像・2017年2月
2017年2月、抗がん剤治療をはじめて10ヵ月後の転移性肝がんのCT画像(ほぼ同じ位置です)。転移性肝がんの大きさは、とくに変化なし。医学的には「著変なし」(ちょへんなし)とのこと。
変化がなかったのは、抗がん剤治療を1ヵ月中断したためなのか、現在投与している抗がん剤の限界なのか判断できませんでした。主治医と相談した結果、もう2クール抗がん剤治療を継続することに。
ちなみに、気胸で切除した肺を生検に出した結果、がんの転移はなし。この確認ができたので、肺気胸になった甲斐はありました。
この頃の闘病生活を振り返って
主な治療方法、抗がん剤など
抗がん剤は、2016年5月から引き続きパクリタキセル(タキソール)+サイラムザです。次回のCTは、2017年4月下旬の予定。
失敗や注意したことなど
末期がんを告知され、はじめての冬。とくに「体温を下げない」ように注意しました。感染症の予防も徹底し、うがい・手洗いの回数もアップ。自分を大切にする行動を心がけました。
また、半年と宣告された余命を過ぎ、油断しないように気を引き締め直したのも覚えています。まだまだこれからと、この話しを思い出していました。
やって良かったこと、感想など
わが家の基本メニューはスープ系。それに乾物をちょい足しして、栄養をプラスαするようになりました。乾物は保存が簡単で、生野菜にはないミネラルが豊富です。賞味期限が切れてムダにする食材が減り、ますます食生活の改善が楽になりました。
スープ以外にも、わが家の定番レシピをいくつか確立することができました。チャンスがあれば、ご紹介したいと思います。
【まとめ】考えたこと、やったこと
- 転移性肝がんの大きさに変化はなかったけど、肺には転移していなかった。
- 自分を大切にする体調管理・行動をすると、家族も安心できるようになった。
- スープに乾物をちょい足しして、ますます食生活の改善が楽になった。