2016年4月、スキルス胃がん+転移性肝がん(肝転移)、ステージ4の末期がんと診断されました。それから1年7か月後の転移性肝がんを比較したCT画像です。
- 告知された直後
- 1年6か月後
- 1年7か月後
今回のCT検査は、変更した抗がん剤の効果を主治医が確認する検査でした。
- 転移性肝がん(肝転移)を比較したCT画像
- 主治医の判断、これから私がすること
転移性肝がん(肝転移)を比較したCT画像
【CT画像の一覧】
2016年4月(告知された直後)
2017年10月(1年6か月後)
2017年11月(1年7か月後)
転移性肝がんCT画像比較(1)「上部」
2017年10月(1年6か月後)
↓
2017年11月(1年7か月後)
告知から1年7か月後、前回から約1か月後、単純CTの比較画像です。肝臓の上部は、前回より少し消滅しながら縮小していました。
転移性肝がんCT画像比較(2)「下部」
2017年10月(1年6か月後)
↓
2017年11月(1年7か月後)
肝臓の下部は、ほぼ変化がありませんでした。
今回のCT検査は、抗がん剤をTS-1に変更して効果があるのか確認する検査でした。大きくなったがん細胞はなく、検査はクリア。TS-1のみの続投が決まりました。
がん細胞(腫瘍)と血管の見分け方
今回は単純CTでの検査で、肝臓の血管も黒く映ります。説明を聞きながら、がん細胞と血管をどう見分けているのか主治医に聞きました。
マウスのスクロールホイールを回転させると、モニターに映っている断層画像も移動していきます。そのとき、パラパラ漫画のように前後の画像で移動していくのが血管、突然現れて消えるのががん細胞。医師ならほぼ間違いなく見分けられる、とのことでした。
私も教えてもらいながらホイールを回転させてみたけど、見分けるのはむずかしかったです。
主治医の判断、これから私がすること
主治医の判断
TS-1を減薬しても効果が確認できたので、このまま様子をみながら続けていこう。ちょっと副作用はあるけど、骨髄抑制とか減って体への負担はトータルで軽くなってる。
年明け(2018年01月)胃カメラ検査をしよか。
主治医はこのまま胃摘等せず、できれば抗がん剤だけの治療を続けて押し切りたい方針で、私も同じ考えです。
もし転移した肝臓がんが進行しはじめたら、TS-1にエルプラット(オキサリプラチン)を追加できるし、パクリタキセル+サイラムザに戻すこともできる。そのため、腎臓など体にかかる負担を軽くしておく意味でもTS-1のみで様子をみよう。とのことでした。
これから私がすること
減薬して副作用が軽くなったとはいえ、まだリズムがつかめず体調コントロールができていません。
今はお腹の調子を整えるのがむずかしく、前半は便秘ぎみ、後半は下痢になります。便を柔らかくするマグミットの服用から、下痢止めのロペミンを服用するタイミングがむずかしいです。
手足のしびれは、できる限り冷やさずマッサージをすると軽減しています。足の裏にはしもやけのような軽い痛みがあり、青竹踏みで改善されることがわかりました。
ダイソーの青竹踏み、108円。裸足は痛いので、タオルをかけるか靴下を履いてやってます。ツボとかよくわからないけど気持ちいいです。その場足踏み運動で血行が良くなり、体もほこほこしてきますよ。
(´ω`) pic.twitter.com/aTtNEYgSqm— 平八郎@胃がんでござる (@igan4th_hey86) 2017年12月12日
【まとめ】考えたこと、やったこと
- TS-1のみでも、転移した肝臓がんに効果があることが分かった。
- はやくTS-1の副作用のリズムをつかんで、体調をコントロールする。

平八郎が読んだ感想 心が軽くなり、迷いがなくなった