2016年4月、スキルス胃がん+転移性肝がん(肝転移)、ステージ4の末期がんと診断されました。それから2年3か月後の転移性肝がんを比較したCT画像です。
- 2016年4月、告知された直後
- 2018年4月、告知から2年後
- 2018年7月、告知から2年3か月後
前回のCTで、数か所進行しているのがわかりました。抗がん剤を変更して3か月、効果を確認した検査結果です。
- 転移性肝がん(肝転移)を比較したCT画像
- 主治医の判断、今後の治療方法・方針など
転移性肝がん(肝転移)を比較したCT画像
2016年4月(告知された直後)
2018年4月(告知から2年後)
【上部】
【下部】
2018年7月(告知から2年3か月後)
【上部】
【下部】
↓矢印:血管
転移性肝がん【上部】CT画像の比較、詳細
2018年4月
↓
2018年7月
肝臓上部のがんは、小さくなっているのを確認できました。(左右の大きな黒い部分は肺です)
転移性肝がん【下部】CT画像の比較、詳細
2018年4月
↓
2018年7月
肝臓下部のがんも、小さくなっているのを確認できました。
がんと血管の見分け方
比較しているCT画像は、太い血管も黒く写る単純CTの画像です。
主治医のパソコンに映っている画像はマウスと連動していて、スクロールホイールを回転させるとパラパラ漫画のように画像も移動します。このとき、前後の画像で移動していくのが血管、突然現れて消えるのががん細胞。医師ならほぼ間違いなく見分けられる、とのこと。
前後の画像がないので区別はむずかしいけど、赤い丸印〇以外は基本的に血管です。
主治医の判断、今後の治療方法・方針など
主治医の判断
うん、エコーでも確認してたけど(パクリタキセル+サイラムザ)効いてる。腫瘍マーカーはちょっと上昇してるけど、新たな転移も確認できへんし気にせんでええ。このまま続けて問題ないと思う。
血液検査と腫瘍マーカーの記録
白血球:基準値
CEA:基準値オーバー(6.9→7.5上昇)
CA19-9:基準値
(4.5→3.3下降) pic.twitter.com/uP9FNUAHKS— 平八郎@胃がんでござる (@igan4th_hey86) 2018年7月17日
抗がん剤は、パクリタキセル+サイラムザを継続していくことに決定。
腫瘍マーカーCEAは、3か月で少し上昇。でも、目視で確認できるCT検査の結果のほうが重要です。絶対に転移していないとは言い切れないけど、余計な心配はせず、今まで通りできることに集中していきましょう、とのこと。
これから私がすること
- いろんなものを食べて栄養を摂る
- 運動して血液(栄養)を行き渡らせる
- しっかり寝て体を回復(代謝)させる
私ができることは、がん以外の部分を本来の健康な体にすること。そして、検査結果に一喜一憂せず、やろうと思ったことを毎日積み重ねていくことです。
治療を続けられる体力をつけることができ、今まで以上にメンタルも強くなり集中できるようになったと思います。これからも自分との約束を守って、もっと自分の体を大切にしていきたいです。
【まとめ】考えたこと、やったこと
- 検査結果に一喜一憂せず、やろうと思ったことを毎日積み重ねる。
- がん以外の部分を健康にして、治療を続けていける体力を維持する。
- 自分との約束を守って、もっとメンタルを強くしていく。

平八郎が読んだ感想 心が軽くなり、迷いがなくなった

平八郎が読んだ感想 生存率、余命を決める3つの要素