転移性肝がん【CTの比較画像】告知から2年11か月後

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2016年4月、スキルス胃がん+転移性肝がん(肝転移)、ステージ4の末期がんと診断されました。それから2年11か月後の転移性肝がんを比較したCTの画像です。

  • 2018年12月、告知から2年8か月後
  • 2019年03月、告知から2年11か月後

SOX療法「TS-1+エルプラット(オキサリプラチン)」に変更して2回目の寛解チャレンジ、8クール目。転移した肝臓がんは進行し、胃カメラ検査の結果でも問題が一つ増えていました。

  1. 転移性肝がん(肝転移)を比較したCT画像
  2. 主治医と話したこと、今後の治療など
エルプラットはオキサリプラチンの商品名で、どちらも同じ抗がん剤です。このページではエルプラットで統一しています。
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転移性肝がん(肝転移)を比較したCT画像

抗がん剤を変更して2回目の寛解チャレンジ。8クール(6か月)が経過し、効果を確認しました。

2016年4月(告知された直後
転移性肝がんCT画像2016年4月

2018年12月(告知から2年8か月後
【上部】
転移性肝がんCT画像2018年12月(上部)
【中央部】
転移性肝がんCT画像2018年12月(中央部)

2019年03月(告知から2年11か月後)
【中央部】
転移性肝がんCT画像2019年03月(上部)
【上部】
転移性肝がんCT画像2019年03月(中央部)

丸印:がん
矢印:血管

転移性肝がん【上部】CT画像の比較、詳細

2018年12月
転移性肝がんCT画像2018年12月(上部の詳細)

2019年03月
転移性肝がんCT画像2019年03月(上部の詳細)

CT検査の結果、上部に少し残っていた転移性肝がんが進行していました。左右の黒い部分は肺です。

転移性肝がん【中央部】CT画像の比較、詳細

2018年12月
転移性肝がんCT画像2018年12月(中央部の詳細)

2019年03月
転移性肝がんCT画像2019年03月(中央部の詳細)

中央部から下部にかけても数か所が進行していました。転移した肝臓がんはこれまで何度か縮小・進行を繰り返してきたけど、今回進行した位置(後述します)がよくありませんでした。

がんと血管の見分け方

比較しているCT画像は、太い血管も黒く写る単純CTの画像です。

マウス

主治医のパソコンに映っている画像はマウスと連動していて、スクロールホイールを回転させるとパラパラ漫画のように画像も移動します。このとき、前後の画像で移動していくのが血管、突然現れて消えるのががん細胞。医師ならほぼ間違いなく見分けられる、とのこと。

前後の画像がないので区別はむずかしいけど、赤い丸印以外は基本的に血管です。

公開しているCT画像は、残っている腫瘍で比較しています。そのため位置は毎回変わりますが、比較している断面はほぼ同じ位置です。

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主治医と話したこと、今後の治療など

CT検査の結果について

2度目の寛解チャレンジ失敗

前回の結果が良かっただけに言いにくいけど、進行してる……。これまで縮小・進行を繰り返してきた肝がんやけど、今回は進行した位置にも問題が出てる。

今回の結果に主治医のほうが私以上に落胆していました。

胃カメラ検査の結果について

爆弾が一つ増える

胃カメラ検査の結果、食道に静脈瘤ができていることがわかりました。直近の検査結果(2018年10月)との比較になります。このときは胃炎を起こしていたので全体的に充血していました。

食道静脈瘤ができた場所
2018年10月
食道の胃カメラ画像(2018年10月)

2019年03月
食道の胃カメラ画像(2019年03月)静脈瘤ができていた

食道静脈瘤とは、肝臓の血流が悪くなると現れやすい症状です。肝臓には大量の血液が流れ込んでいて、行き場を失った血液が胃や食道の血管を通りコブ状に隆起します。

食道静脈瘤は主に肝硬変の人に現れやす症状で、今回は転移した肝がんの進行した位置が悪く、太い血管の流れを悪くしてしまったようです。まだ極端に大きいわけではなく数も一つのため、処置はせずに経過観察となりました。

また、いまのところ痛みや違和感など自覚症状はありません。

  • トイレでいきまない
  • 重いものを持たない
  • 激しい運動をしない
  • よく噛んで食べる
  • 早食い・大食いをしない

その他のNGは、スキューバダイビングをしない、新幹線はトンネルで気圧が変わるので一人で乗らない等。少し息が上がる程度の軽い運動は許可が出ました。

肝硬変になると血液が肝臓に流入しづらくなり、血液の流れが悪くなります。すると、本来肝臓に流入するはずの血液が違うルートに流れるようになります。ここでは、食道胃静脈瘤について解説しています。

もう一つの爆弾について

どちらも命に係わる可能性がある
  • 気胸

私はスキルス胃がんと診断されてから気胸を経験しています。気胸とは肺に穴が開いて空気が吸えなくなる病気で、両方の肺に穴が開くと窒息死します。気圧に注意が必要で、気をつける点は食道静脈瘤と少し似ています。

自然気胸は、すぐに入院をして処置や手術など、治療が必要な病気です。私は次の2ステップで治療・手術をして治しました。 胸腔ドレナージ 胸腔鏡下手術 ...
  • 食道静脈瘤

食道静脈瘤から出血すると、ほぼ間違いなく吐血をする(この場合、血は赤色に近い)ので気づけると主治医から教えてもらいました。自分の命を守るため、救急車の呼び方等を嫁と一緒に再確認しました。

血便(タール便) 吐血 この2つは胃がん・胃潰瘍の代表的な症状です。でも知識がなかった私は気づかずに日常生活を続け、突然ぶっ倒れました。 そし...
救急車の呼び方にはルールがあります。電話で聞かれる順番、伝えることを知っていると、最短で救急車を呼ぶことができます。 自分で救急車を呼べないことも想定して...

がんの治療を続けると、できないことが増えていきます。それでもいちいち悲観せず、できるように工夫をし、メンタルを強くしていくことも大切と改めて思いました。

今後の治療について

抗がん剤を変更

残念やけど、これ以上続けても体への負担が大きいだけやと思う……。抗がん剤に詳しい部長と相談して、来週にはいくつか治療方法を提案できると思う。

次回の抗がん剤は、2019年3月22日(金)の予定でした。それを一旦保留にし、新しい治療方法を主治医と相談することにしました。ベッドの予約はそのままなので、もしかすると当日から新しい抗がん剤治療をはじめるかもしれません。

当日はツイッターでつぶやき、後日ブログで詳細をシェアできると思います。

【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. 冷静な判断ができるように多くの人の話を聞く。
  2. 主治医等に相談して決めたことは守る。
  3. 自分の体を大切にすることが多くの人に応えること。
  4. できることをやり続ける。

【毎日更新】病院で聞けない話

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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