がんの治療を続けるには、いろんな情報も必要です。その情報は自分で調べたり勉強するより、頼れる人に聞くほうがはるかに早くて正確です。
がんサロンは、闘病のサポートやアドバイスをしてもらえる人たちとコミュニケーションができ、つながることができる場所です。
- がんサロンを利用する大切な考え方
- 私が参加したがんサロンの内容など
がんサロンを利用する大切な考え方
がんサロンとは
がんに関する「聞きたい」「知りたい」を、他のがん患者さんと一緒にコミュニケーションしながら共有できる場所です。「患者会」ということもあります。
- 同じがんの人と話してみたい
- 不安や悩みの相談に乗ってほしい
- 治療法や抗がん剤の疑問・質問
- 副作用の対処法やケアの勉強会
- 他の人がしている工夫を知りたい
など
がんサロンを紹介してもらう
がん相談支援センターで聞くと、いろんながんサロンを紹介してもらえます。がん相談支援センターのある病院でも定期的に開催されています。
病院のがんサロンの場合、ベテランの看護師さんをはじめ、国家資格を持つ医療ソーシャルワーカーさん(社会福祉士、精神保健福祉士など)、ゲストのサポーターさん(セラピスト、リハビリトレーナーなど)が参加されています。
がんサロンを利用する大切な考え方
2.頼れる人を増やす
私は情報を調べたり勉強するより、頼れる人・相談できる人をたくさん知っているほうが大切と考えています。
一人(家族)でできることには限界があります。できないこと、わからないことが多くなると、時間も足りなくなって焦りはじめます。
がんサロンに行くといろいろ相談できる人がいて、自分で調べるより圧倒的に早くて的確なアドバイスをしてもらえます。そして、頼れる人とつながることができます。
私が参加したがんサロンの内容など
やお徳サロン
がん診療拠点病院(大阪府指定)の八尾徳洲会総合病院で定期開催されている「やお徳サロン」に参加しました。
本日はありがとうございました。またチャンスがあれば、よろしくお願いいたします。
(´ω`) pic.twitter.com/M8gQsbhXyR— 平八郎@胃がんでござる (@igan4th_hey86) 2018年2月20日
がんサロンの内容
今回の内容は、浮腫(むくみ)とリンパ体操についての勉強会。笑顔がとっても素敵な竹中先生が、質問に答えながらやさしく教えてくださいました。
- お腹から下半身はむくみやすい(重力)
- 体操を毎日すると、すぐ異変に気づける
- 異変を感じたら、遠慮せず主治医に報告
- むくみやすい人は、締めつける服を着ない
- マッサージは、超やさしくするのが効果的
- 服の上からしてもマッサージの効果あり
など
いろんな人とコミュニケーション
酒井さんのご紹介
がん家族看病サポート協会の代表をしている酒井さんから、胃がんのお母さまを看病されている経験豊富な人と、柔整師のすごい先生とその奥さまをご紹介していただきました。
とても素敵な人たちと出会うことができ、またお会いしてお話をお伺いしたいと思っています。
作業療法士の竹中先生
作業療法士とは、がんの緩和ケアなどリハビリテーションができる国家資格。生活の質(QOL)を広範囲で向上・サポートする大変なお仕事です。
フリータイムのとき、個人的に「手足症候群」のアドバイスをしてもらいました。記事に追記しています。詳しくは、こちらをご覧ください。
【まとめ】考えたこと、やったこと
- がんサロンは、がん患者と家族が悩みを相談したり情報交換できる場所。
- 情報は自分で調べたり勉強するより、頼れる人に聞くほうが早くて正確。
- 情報を調べたり勉強するより、相談できる人を増やすほうが大切と思う。
- がんサロンに参加すると、頼れる人・相談できる人が増えていく。
平八郎が読んだ感想 疲れ切ってしまう前にできること
コメント
今日はお疲れ様でした。
学校が無ければゆっくりお話ししたいところでしたが、こうして出会えた事に感謝致します。
堀江さま
お世話になっております。コメントありがとうございます。
昨日はありがとうございました。こちらこそ貴重なお話をたくさんお伺いすることができ、感謝しています。またチャンスがありましたら、ぜひお話をお聞かせください。
今後ともよろしくお願いいたします。
平八郎