がんの闘病【家族ができること】すれ違う原因、問題を解決した方法

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胃がんで闘病をはじめたころ、知らないこと・わからないこと・できないことがたくさんあって本当に苦しかったです。

闘病生活は、家族みんなで力を合わせないと乗り越えるのがむずかしい壁がいくつもあります。家族がすれ違わないように、問題を解決するわが家の方法です。

  1. がんの闘病生活で、すれ違いはじめた原因
  2. 家族ができること、問題を解決している方法
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がんの闘病生活で、すれ違いはじめた原因

がん患者本人と家族の「気持ち」

家族の気持ち
生きてほしい
本人の気持ち
生きたい
基本的に同じ気持ち

肝臓に転移した末期の胃がんと診断された私は、がんを治し、もっと生きたいと素直に思いました。嫁も、もっと私に生きてほしいと心から思ったと言っています。

たぶん多くのご家族が、私たち夫婦と同じ気持ちで闘病生活をはじめると思います。

がん患者本人と家族の「希望」

家族の希望
してもらいたいこと
してあげたいこと
本人の希望
したいこと
してほしいこと
いつも同じとは限らない

実際に闘病生活をはじめると、嫁(家族)と私(がん患者本人)の希望がいつも同じとは限りませんでした。

気持ちが同じなら、希望することも同じはず。この思いやり・愛情の小さなズレが、すれ違いはじめる原因でした。お互い気づかないうちに少しずつ理解できないことが増え、感情もコントロールできなくなっていきました。

私はこの本を読んでいなかったら、たぶん、大切な嫁を失っていたと思います。 末期の胃がんと告知され、余命半年と宣告されたとき、とにかく自分には「時間がない」...

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家族ができること、問題を解決している方法

問題点をはっきりさせ、共有する

困っていることを話す

困っていることを話すと問題点がわかり、理想の状態、解決方法などを確認できます。つまり、嫁(家族)と私(がん患者本人)の「してもらいたいこと・してあげたいこと」と「したいこと・してほしいこと」が一致するようになってきます。

お互いに困っていることを話すのが大切で、そこにいろんな工夫が生まれ、阿吽の呼吸でできることがどんどん増えていきました。

また、がんの情報は膨大で、いま必要ない情報もたくさんあります。困っていること・問題点がはっきりすると、自分に必要な情報だけを調べたり、主治医に聞けるようになっていきました。

困っていることを聞くときのルール

聞き役に徹する

相手が話し終わるまで、自分の考えや意見は言わないルールにしています。

困っていることを話しはじめると、ちゃんと相手に伝えようと言い直したりします。このとき、いままで考えがまとまらず頭の中でもやもやしていたものが、スッと晴れていく感覚を何度も経験しています。

困っていることを話すのは、同時に自分の考えが整理され、がんばっていこうと前向きな気持ちが湧いてくる方法と私は思います。

私が前を向いて歩いていけるのは、嫁が心・気持ち支えてくれているからです。嫁の支えがなかったら、私はがんの治療を続けられなかったと思います。 もしがんで治療...

困っていること、決めたことを忘れない工夫

付箋に書いてホワイトボードに貼る

困っていること・問題点は、すぐに解決できるとは限りません。忘れないように、付箋に書いてホワイトボードに貼っています。

付箋は、10枚以上になったら家族会議を開くことにしています。こうすることで、困っていること・問題点を放置したままにすることが減りました。

わが家では、末期がんの闘病生活を家族で取り組むため、これまでたくさんのシンプルな「家族のルール」をつくってきました。 この本には「家族のルール」をさらに進...

考えたこと、やったこと【まとめ】

  1. 相手が本当に困っていること、必要としていることを知る。
  2. お互いに困っていることを話し、理想の状態を一致させる。
  3. 相手の困っている話しは、終わるまで聞き役に徹する。
  4. 話すことで頭の中が整理され、前向きな気持ちにもなる。
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