末期のスキルス胃がんと診断され、主治医が私にした食事のアドバイスは2つしかありません。
それからコツコツと食生活の改善を続け、余命半年だった闘病生活ももうすぐ2年。いままで適当に食べていたことに、たくさん気づくことができました。
- 食事に関する主治医のアドバイス
- 食生活の改善で注意している3つのこと
食事に関する主治医のアドバイス
私の治療方法、内容について
胃がんの進行状況、治療内容は人それぞれです。私が選んだ治療方法等は、こちらをご確認ください。
主治医のアドバイス
2.がんを治す食べ物、サプリは無い
私に食事制限はなく、主治医からアドバイスされたことは上記の2つしかありません。
主治医のアドバイスをよく考える
主治医は、これまで多くの胃がん患者を診てきています。言い換えると、胃がん患者がどんな思考になり、どんな行動をし、その結果どうなったのかをよく知っています。
2つのアドバイスをまとめると、食べている物ではなく私の食べ方に問題があり、治療中にどんどん相談して自分に合った食生活を見つけていってください、ということでした。
食生活の改善で注意している3つのこと
1.固定観念にとらわれないこと
- 食べる時間
- 食べる量
- 食べる回数
- 食べやすさ
- 味つけ
- 栄養のバランス
- つくりやすさ
……
自分に合う合わないは、実際に試して確認しています。固定観念にとらわれずに経験してみると、いろいろ発見があります。
2.焦らないこと
ときどき「こんなことをしていて間に合うのか?」とすごく不安になることがあります。
それでも、毎日コツコツできることを増やしていった人が乗り越えた人だと思い、焦らず、いい体調をキープできる食生活に改善し続けています。
はちみつって腐らないそうですね。私はオリゴ糖で下痢になりやすいです。生活習慣は少しずつ変化させないと原因がわかりにくく混乱するので注意しています。
(´ω`) pic.twitter.com/8Qp73vM47U— 平八郎@胃がんでござる (@igan4th_hey86) 2018年2月1日
3.相談できる人、ブレーンを増やすこと
いまから栄養のことを勉強していたら、それこそ間に合わないと思います。
自分しかできないこと、お願いできることを分けて考え、相談できる人・ブレーンを増やしています。
【まとめ】考えたこと、やったこと
- 主治医は、胃がん患者がどう考えるのかをよく知っている。
- 食べている物ではなく、私の食べ方に問題がある。
- 自分に合う合わないは、いろいろ試して確認する。
- 焦らず、毎日コツコツできることを1つ増やす。
- 相談できる人、ブレーンを増やす。
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