イリノテカン【副作用】3クール目、感じた症状や対策・対処法など

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イリノテカン(カンプト、トポテシン)3クール目、変化した症状、現われた副作用、気になったこと等のまとめです。

抗がん剤は、蓄積して後遺症として残る場合もあります。どんな小さな症状でも相談でき、自分の体に合ったアドバイスをしてもらえる関係が大切と思います。

  1. 抗がん剤イリノテカンについて
  2. 変化した症状、現われた副作用など
イリノテカンは「カンプト」「トポテシン」の一般的名称で、すべて同じ抗がん剤です。このブログではイリノテカンで統一しています。
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抗がん剤イリノテカンについて

代表的な副作用・症状など

投与する基本的なスケジュールや副作用・症状の現れやすい時期などは、こちら↓をご覧ください。

抗がん剤をエルプラット+TS-1(SOX療法)からイリノテカン(カンプト、トポテシン)に変更して1クール目、体調が落ち着いてきました。 予想される副作用や...

変化した症状、現われた副作用など

  1. 倦怠感
  2. 便秘
  3. 脱毛
  4. 骨髄抑制
  5. よくわからない症状
  6. その他

1)倦怠感

倦怠感+強い眠気

この3年間、胃がんの代表的な抗がん剤で治療を続け、いろんな倦怠感を経験してきました。

  • これまでに感じた倦怠感
    • 体が重い
    • だるい
    • 頭がスッキリしない
    • 疲れやすい
    • やる気が起きない
    • 集中力がない
      など

今回、はじめて感じたのが「強い眠気」です。お昼寝や仮眠を含めると、1日に12時間以上寝た日もあります。

急に意識を失うほど強くないので、眠気を覚ます薬の処方はお願いしませんでした。日常生活に支障をきたすほど強い眠気を感じるようなら、必ず主治医に相談してアドバイスや薬の処方をしてもらいます。

2)便秘

便秘+ガス(おなら)

イリノテカンは下痢になる人が多いそうだけど、私は便秘になりました。症状は、これまでの抗がん剤に比べて軽いほうです。

便秘(下痢)は、少しずつ食欲が落ちて体力も落ちていき、「治療を続けられないのでは?」と精神的にもダメージが蓄積されていく副作用です。

抗がん剤の副作用で、さらに薬を服用することに抵抗がある人もいると思います。でも私は気にせず、自分に合う薬を見つけて症状を改善するようにしています。

肝臓に転移したスキルス胃がんの治療をはじめて約3年。これまで主治医に一番相談した副作用が便秘です。重篤な症状に発展する可能性もあり早めの相談が大切。 処方...

ひどい下痢で脱水症状になり、体力の維持がむずかしくなってしまう人もいるとのこと。これは、遺伝子検査(酵素を調べる検査)である程度予想することができます。

抗がん剤をイリノテカンに変更し、副作用に関係する遺伝子「UGT1A1遺伝子多型」の検査をしました。 UGT1A1遺伝子にはいろんなタイプがあり、この遺伝子...

3)脱毛

中途半端に抜ける

中途半端に毛が抜けています。少しずつ抜ける範囲が広がっているけど、完全に脱毛してツルツルにはなりません。

抜けていった順番は、頭 → ふぐり → あご → ごにょごにょ、以下省略。

これは、2018年9月まで約2年半続けたパクリタキセル+サイラムザのときと同じです。たぶん私は、こういう体質なんだと思います。

その後、一番困ったのが「逆まつ毛」です。痛みで涙がたまると視界が歪み、運転中などキケンです。逆まつ毛は物理的に抜くしか対処法がないようで、眼科で抜いてもらっていました。

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4)骨髄抑制

白血球(好中球)が低くなる

白血球が、イリノテカンで治療できる基準値よりも低くなります。

低くい場合は、グランやノイトロジンといったG-CSF製剤(注射)で増やすことも可能です。でも骨髄に負担をかけるため、気軽に打つことはできません。(赤血球、血小板は増やせません)

抗がん剤治療を続けて3年。私の骨髄(主に骨盤と背骨の付け根)には、すでにダメージが蓄積されています。そのため、いまは治療を延期しながら抗がん剤を続けていく方法を選ぶことが多くなりました。

イリノテカンは、もともと白血球が低くなりやすい抗がん剤です。極端に低くなりやすい人は、ひどい下痢と同じく酵素を調べる遺伝子検査でもある程度予想することができます。

抗がん剤をイリノテカンに変更し、副作用に関係する遺伝子「UGT1A1遺伝子多型」の検査をしました。 UGT1A1遺伝子にはいろんなタイプがあり、この遺伝子...

5)よくわからない症状

声のかすれ

風邪を引いたときのように声がかすれます。期間はイリノテカンを投与して1~2日後から10日程度。のどに痛みや違和感等はなく、血液検査でもCRPは上昇していません。
wikipedia C反応性蛋白(CRP)

声のかすれは、この3年間で何度か経験しています。なので、イリノテカンの副作用ではなく私の体質なのかもしれません。(抗がん剤治療をはじめる前は経験なし)

日常生活では、電話で聞き返されることが多くなる程度です。ただ、周囲から「風邪でも引いた?大丈夫?」と余計な心配をかけてしまうので申し訳ない気持ちになります。

それ以外に支障はなく、主治医と相談してこれまで通り様子をみることにしています。

体から薬品臭がする

イリノテカンは主に肝臓で3~5日かけて分解され、体の外に排泄されるそうです。薬品臭を感じるのは、だいたいその期間です。

嫁や看護師さんにクンクンしてもらったけど、とくに薬品臭は感じないとのこと。なので、この症状は嗅覚障害じゃないと思われるけど、様子をみることになりました。

その他

お腹に張りを感じる

お腹の張りは、副作用ではなく私の体感です。

イリノテカンは、TS-1+エルプラット(SOX療法)で転移性肝がんが進行したため、2019年3月末からはじめた抗がん剤です。2019年5月の内視鏡(胃カメラ)・造影CTの結果は、いずれも悪い結果になり、私には効果がないことがわかりました。

  1. スキルス胃がんが進行している疑い(濃厚)
  2. 転移性肝がんの進行(確定)
  3. 腹膜に転移(腹膜播種)した疑いあり

そして主治医といろいろ相談した結果、転院することにしました。私と嫁を3年間支えていただき、お世話になった人たちに心から感謝いたします。ありがとうございます。

診断画像等の比較・詳細は、後日アップいたします。

【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. 自分を大切にすることが、家族とサポートしてくれる人に応えること。
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