自作ヘルプカード【書き方】ケースのサイズ、私が書いている内容など

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ヘルプカードは体調が悪くなったり意識を失ったとき、自分の代わりに命を守る情報を周囲の人に伝え、助けてもらう大切なものです。

肝臓に転移したスキルス胃がんの治療を続けて3年。症状や治療内容が変わったら、その都度自作のヘルプカードも更新して持ち歩いています。

  1. ヘルプカードについて
  2. 自作ヘルプカードの書き方
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ヘルプカードについて

ヘルプマークとヘルプカードの違い

  • ヘルプマークとは
    • 見た目ではわかりにくい障害や難病の人が、周囲の人に支援や配慮が必要なことを知ってもらうためのマーク。赤と白の「+」「ハート」でデザインされています。
  • ヘルプカードとは
    • 支援や配慮してほしい内容を書いておくもので、内容や大きさに決まりはありません。病気や障害名、症状、緊急の連絡先、かかりつけの病院や主治医の情報など。

詳しくは、東京都福祉保健局のページもご覧ください。

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自作ヘルプカードの書き方

必要なもの、ケースのサイズ

  • B5の紙
  • B6のクリアケース(ソフトタイプ)

ヘルプカードは、内容や大きさに決まりはありません。私はB5の紙に書いて二つ折りにし、100均で購入したB6のクリアケース(ソフトタイプ)に入れて携帯しています。

支援や配慮してほしい内容(伝えたい情報量)によっては、A4→A5のクリアケース、A5→A6のクリアケースでもぜんぜん問題ありません。

私の書き方

私は、ヘルプカードに次の4項目を書いています。

  • 治療中の病名
  • 家族の連絡先
  • 病院の連絡先
  • その他(緊急の症状など)

【記入例】

  • 私にはみなさんの支援が必要です。これを見た人は助けてください。
    • 私は肝臓に転移したスキルス胃がんの治療を続けています。急に体調が悪くなり困っています。
  • 家族に連絡する場合
    • 自分の名前(ふりがな)
    • 家族の名前(ふりがな)
    • 家族の携帯:090-****-****
    • その他(親戚の電話番号など)
  • 病院に連絡する場合
    • かかりつけの病院名
    • 病院の電話番号
    • 患者番号
    • 治療中の病名
    • 科と主治医の名前
  • 吐血している場合
    • すぐに救急車を呼んでください!
    • 私の食道には静脈瘤(血管のコブ)があり、破裂して出血している可能性が高く、命にかかわる症状です。

命を守るために

「現在地」も大切な情報

ヘルプカードは体調が悪くなったり意識を失ったとき、自分の代わりに命を守る情報を周囲の人に伝え、助けてもらう大切なものです。

救急車を呼ぶときは、「現在地」も命を守る大切な情報です。よければ、こちら↓もご覧ください。

救急車の呼び方にはルールがあります。電話で聞かれる順番、伝えることを知っていると、最短で救急車を呼ぶことができます。 自分で救急車を呼べないことも想定して...

【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. 症状や治療内容が変わったら、その都度自作のヘルプカードも更新する。
  2. 救急車を呼ぶときは、「現在地」も命を守る大切な情報。
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