2度の気胸でわかった【再発との違い】症状、原因、治療方法など

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重度の気胸になって治療を終えた3ヵ月後、今度は軽度~中度の気胸になりました。これで3種類の治療方法を経験し、それぞれの症状、再発との違い、原因、注意事項など、さらに詳しくわかりました。

  1. 気胸の症状、再発とその原因など
  2. 軽度~中度の気胸、症状、治療方法など
  3. 日常生活での注意事項など
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気胸の症状、再発とその原因など

【1度目】重度の気胸、症状、原因、治療方法など

2017年1月 高度(重度)の気胸になったときの肺のレントゲン

この画像↑は、2017年1月に気胸を発症したときのレントゲン写真です。

肺は、レントゲンに白くモヤッとした感じで写ります。右の肺(画像の左側)は黒く写っていて、完全にしぼんで肺から漏れた空気だけの状態。即入院となる重度の気胸でした。

気胸が再発した場合、こんな感じで重度の気胸になることが多いようです。私は、いきなり重度の気胸になりましたが…。そのときの症状、原因、治療方法などは、こちら↓をご覧ください。

ある日突然、肺に穴が開いて呼吸困難になる気胸(ききょう)は、とくに珍しい病気ではありません。気胸になりやすい人は 長身 細身 男性 といわれ...
自然気胸は、すぐに入院をして処置や手術など、治療が必要な病気です。私は次の2ステップで治療・手術をして治しました。 胸腔ドレナージ 胸腔鏡下手術 ...

気胸の再発とは

気胸

主治医に聞いてみると、再発とは、以前に発症した(肺に穴が開いた)部分から再び空気が漏れることと教えてもらいました。

前回の気胸は腕の立つ外科医が執刀し、胸腔鏡下手術で治療。かなり難しい部分でしたが、肺をがっつり補強してあります。また、CTで肺を確認すると、穴が開きやすそうな部分(ブラ、ブレブ)がまだ数ヶ所ありました。

なので、今回は「再発」ではなく、新たに「気胸を発症」したと考えるほうが自然という診断に。前回と痛む場所も違うので、私もそう思いました。

気胸が再発する原因と再発率

自然気胸とタバコ

すぐに穴が塞がり、経過観察しながら自然治癒した気胸は再発しやすいとのこと。主治医に再発する主な原因を聞いてみると、この3つを教えてもらいました。

  • 自然治癒したとはいえ、穴が空きやすいことに変わりはない
  • 老化(タバコを吸っている人、禁煙した人はマイナスポイント)
  • 細身の人(胸の筋肉が少なく、必要以上に肺がふくらみやすい)

自然治癒をしても、穴が空きやすいことに変わりはありません。これが、気胸を再発する一番の原因です。再発したときは、軽度でも胸腔鏡下手術でしっかり治療するのがベターと思われます。

再発率は個人差が大きく、胸腔鏡下手術で5%ほど、自然治癒で50%ほど。しかし、この再発率には肺に負担がかかったときのタイミングや運といった要素もあり、あてにはできないそうです。

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軽度~中度の気胸、症状、治療方法、注意事項など

【2度目】軽度~中度の気胸、症状など

2017年3月 軽度~中度の気胸になったときの肺のレントゲン

この画像↑は、2017年3月、2度目の気胸を発症したときのレントゲン写真です。

少しわかりにくいですが、右の肺(画像の左側)下部がしぼんで黒く写っています。少し上部もしぼみました。実は前後もしぼんでいて、右の肺は約40%小さくなっています。

人間の肺は、心臓の位置の関係で右の肺のほうが大きくできています。そのため、肺全体でいうと25~30%の機能を失っている状態になりました。

症状は、すぐに息が続かなくなり、走ることができませんでした。早歩きをすると500~1,000mほどで立ち止まり、肩で息をするくらい苦しくなります。

また、大きく息を吸うたび、肺から漏れた逃げ場のない空気が心臓を圧迫し、胸に強い痛みを感じました。もしかしたら心臓を止めてしまうんじゃないか?そんな恐怖すらありました。胃や肝臓も圧迫され、お腹が張るような感覚もありました。

軽度~中度の気胸、治療方法など

ここまで肺が小さくなれば、本来なら即入院レベルの気胸です。

自然気胸は、すぐに入院をして処置や手術など、治療が必要な病気です。私は次の2ステップで治療・手術をして治しました。 胸腔ドレナージ 胸腔鏡下手術 ...

そこを今回に限り、特別に条件付きで、経過観察しながら自然治癒で見守る治療方法となりました。

  • 翌日、肺が小さくなっていないかレントゲン撮影すること
  • その後も、週に1回はレントゲン撮影をして診察を受けること
  • 安静を心がけ、肺に負担をかけない姿勢や動きに注意すること
  • もし回復が遅い場合、入院してドレーン処置を受けること

肺の穴は自然に塞がり、漏れた空気は血管等から少しずつ吸収され、この条件をギリギリでクリア。約2週間で、この画像まで回復することができました。

2017年3月 軽度~中度の気胸になったときの肺のレントゲン 2017年4月 軽度の気胸にまで回復してきた肺のレントゲン

現在、私は胃がんのため、抗がん剤で治療中です。
前回の気胸では、もう少しでがんを完治できそうなレベル(一旦CT等で見えないレベル)に近づいていたのに、抗がん剤を1ヵ月少々中断しました。そこで今回は抗がん剤治療を優先し、2週間の中断に短縮することができました。ただ、再発しやすいリスクは残りました。

もし、気胸の再発を放置したら…

放置は絶対にダメ

私は2度目の気胸で「あ、気胸になったっぽい…」とわかりました。前回と比較して、今回は症状が軽いこともわかりました。もし、この気胸を放置したらどうなるのか?聞いてみました。

  • 肺が癒着して、(部分的に)二度とふくらまなくなる可能性がある

主治医から、40歳オーバーの私は若い人より明らかに治りが遅いと言われました。もし肺のふくらみが遅く入院して処置をしなければ、癒着したときに後悔すると言われました。

肺の機能を一部でもなくすと、少しの運動で息切れするくらい日常生活へのダメージは大きいです。気胸は甘く見ず、絶対に放置しないでください。

再発させないための注意事項

ダイビングの事故

  • 絶対にダメなこと
    • スキューバダイビング
  • 厳重注意
    • 飛行機
    • 激しい運動
  • 要注意
    • 新幹線(トンネル)

気胸は、基本的に激しい気圧の変化・運動等で発症しやすくなります。一度でも気胸を発症した人は注意が必要です。

私が日常生活で注意しているのは、できる限り呼吸を止めないこと。しゃがんだり、重い物を持ったりするとき、呼吸を止めない(息を吐く)ようにしています。

また、姿勢にも注意するようになりました。できる限り背筋を伸ばし、猫背になっていないか意識しています。

【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. 以前、自然に治った気胸は再発しやすい。
  2. 気胸は甘く見ず、絶対に放置しない。
  3. 再発防止策として、できる限り呼吸を止めないよう注意するようになった。
  4. 再発防止に、背筋を伸ばし、猫背になっていないか注意するようになった。

毎日更新【病院で聞けない】がんの話

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
どんな情報・知恵・工夫・アイデアでも、ご存知の方はこの記事にコメントまたは連絡・お問い合わせから教えてください。よろしくお願いいたします。

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