抗がん剤の副作用で下痢になり、トイレで鼻水をたらして泣いた話し

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胃がんで入院すると、すぐに「TS-1ランダ(シスプラチン)」という化学療法(以下、抗がん剤)がはじまりました。

入院生活という環境の変化、はじめての抗がん剤、想像した以上に変化する体調。テンパった私は重複ミスを連発し、最終的に鼻水をたらし

ウンチをしながら初めて泣きました。

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同時に、便秘と下痢になる

胃がん、転移、末期、先の見えない入院生活、環境の変化、ストレス、緊張…。わたしのメンタルはあっさりと限界を超え、すぐ便秘になりました。

抗がん剤TS-1の副作用

現在、TS-1は服用していません。当時、20mgのOD錠(経口薬、錠剤)を朝夕3錠ずつ服用していて、ヘンな甘さがあったのを覚えています。

TS-1の副作用の一つに、下痢があります。小冊子には食事の注意点として、食物繊維の多い食べ物はさけましょうと書いてありました。

【失敗その1】野菜スープを食べる

とにかく、何かしないといけない

そう焦っていた私は、便秘を一時的なことと考え、病院食以外に野菜スープを食べていました。その結果、

  • 転移性肝がんなのに、食べすぎて肝臓に負担をかける
  • 管理栄養士が計算した以上に、カリウムを多く摂る
  • TS-1による副作用、下痢の症状を加速させてしまう

という3つの重複ミスを、いきなりしました。とくにカリウムの過剰摂取は危険で、命に直結するミスでした。

カリウムの過剰摂取については、こちら↓をご覧ください。

現代人は、塩分の摂りすぎで体のミネラルバランスが崩れています。 とくにがん患者は塩分の摂取を控え、野菜をたくさん食べましょう。 この間違った情報...

天罰が下る

その数日後やっとウンチが出て、とんでもない下痢になっていることが判明。

このとき、精神的な便秘で腸を詰まらせたまま、抗がん剤の副作用で下痢というカオス状態。下痢止めを服用してすぐに治るレベルではなく、その晩、ベッドで寝ながら豪快に

ウンチを漏らしました。

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下痢から便秘に、逆戻りする

テンパった私は、さらにミスを重ねます。

副作用で抗がん剤TS-1を中止する

峠は越したものの、下痢は続いていました。そして、さらなる抗がん剤の副作用が現れはじめます。

  • 歯ぐき、鼻からの出血
  • 爪や手、腕の色素沈着
  • 首、背中を中心とした発疹
  • 筋肉、関節の痛み
  • 腰の一部がしびれ、感覚がなくなる等

こうして抗がん剤「TS-1ランダ(シスプラチン)」は、1クールをもって中止となりました。

進行性胃がん4型(スキルス)、転移性肝がん、末期ステージ4、余命半年。私は抗がん剤で治療することを選択しました。入院をし、主治医が最初に選んだ抗がん剤は、 ...

【失敗その2】下痢止めを服用し続ける

ウンチお漏らし事件がトラウマとなった私は、その後もしばらく、もう飲まなくていいタンニン酸(下痢止め)を服用し続けました。

がっつり便秘に逆戻りし、下剤を服用。溜めこんだウンチをもよおした私に、本当の天罰が下りました

きばり始めると、これまでに感じたことのない違和感。

これはデカい…。

しばらく悩んだ末、出すことを決意。それは、すぐ後悔に変わりました。

ウンチは、予想を超えた大きさに成長していてカッチカチ、肛門の許容範囲をはるかに超えていました。格闘すること数分。痛みに耐えながら、海ガメの産卵のように涙、よだれ、鼻水をたらしていました。そして、ついに肛門は限界を超えました。

アカーーーン!
肛門とれたー

激痛で意識が飛びそうになる中、一刻も早く手術をしてもらため、肛門を便器から取り出そうと覗きこんだ私の目に映ったのは

grenade

!?

それは、テレビや映画でしか見たことがない殺人兵器「手りゅう弾」でした。

ドラクエのキングスライムよろしく、便器にはころころウンチが合体した巨大キングウンチしかなく、肛門が取れていないことに安心してウォシュレットを使用。激痛で再び意識を失いかけたのでした…。

この事件、最大のミス

こうして切れ痔になった私は、この後、約二ヵ月ほど苦しむことになります。数々のミスを重複させた私ですが、その中でもっともダメなミスが、この切れ痔になったことです。

抗がん剤中は免疫力が落ちるので、ケガやキズには注意が必要です。炎症を起こして熱が出たり、場合によっては感染症になることもあります。感染症で一番怖いのが肺炎。治りにくく、命を落とすことも少なくありません。

抗がん剤中は、常に血液検査をして「CRP」で炎症をチェックします。通常の数値は0.3以下ですが、私は一度11.25まで上昇して発熱しました。即、胸部のレントゲンを撮られるほど肺炎は危険な感染症です。

こういったケガやキズは、戦闘力(白血球などの免疫力)を分散させることになります。その結果、肺炎につながっていきます。

  • CRPとはC反応性蛋白のことで、体で炎症が起きているとき血中に現れるタンパク質。炎症が強いほどCRP値は高くなる。
    参考 C反応性蛋白 – Wikipedia

【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. 抗がん剤の症状など、主治医(看護師)に報告・相談をする。
  2. 処方された薬は、主治医(看護師)に確認しながら服用する。
  3. 抗がん剤中は免疫力が落ちるので、ケガやキズに注意する。
あとがき

つい調子に乗ってリアルに描写してしまいました。申し訳ありません。これは実話、ありのままのアナ雪です。

毎日更新【病院で聞けない】胃がんの話

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