抗がん剤【口内炎の予防・対策】うがい、歯みがき、鎮痛剤など

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口内炎は抗がん剤の代表的な副作用ですが、オーラルケアで比較的コントロールしやすい副作用と私は感じています。

また、口内炎は重大な感染症のはじまり。私は甘くみていません。

  1. 抗がん剤と口内炎の基本情報
  2. 口内炎ができやすい抗がん剤
  3. わたしの口内炎の予防・対策
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抗がん剤と口内炎の基本情報

口内炎は、抗がん剤の副作用

口内炎

口内炎は、抗がん剤の代表的な副作用です。気をつけて口内ケアを習慣にしたら、予防したり症状の悪化を抑えることができています。

抗がん剤による口内炎の予防や対策方法など、基本的な情報はがん情報サービスが参考になります。

  1. 口内炎の症状
  2. 口内炎の原因
  3. 口内炎の予防
  4. 口内炎の対処
    など

口内炎ができやすい抗がん剤

抗がん剤

口内炎ができやすい抗がん剤も紹介されています。現在、私はパクリタキセルで治療を続けていますが、ここ数ヵ月口内炎はできていません。

  • メトトレキサート
  • フルオロウラシル
  • エトポシド
  • シタラビン
  • シスプラチン
  • シクロホスファミド
  • パクリタキセル
  • ドセタキセル

【小冊子】抗がん剤治療と口腔粘膜炎・口腔乾燥

PDFファイル

静岡がんセンターが発行する小冊子「抗がん剤治療と口腔粘膜炎・口腔乾燥」もあります。この小冊子は、パソコン・スマホからいつでも見ることができます。(PDFファイル)

  • 目次
    1. がんの薬物療法を受ける前に行っておくこと
    2. がん薬物療法と口腔内トラブル
    3. 患者さんの声
    4. 口腔粘膜炎・口腔乾燥の原因
    5. 症状の出現と経過
    6. 対症療法とケア
    7. 食事について
    8. 口腔粘膜炎を起こしやすい抗がん剤について
    9. 入れ歯について
      など

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わたしの口内炎の予防・対策

口内炎は、いろんな元凶の元

肺炎

口内炎を甘くみない

口内炎は、肺炎につながる可能性がある炎症のひとつです。私は、過去に口内炎が原因で「CRP」が11.25まで上昇し、発熱しています。即、肺をレントゲンで検査されたほど肺炎は危険な感染症です。

また、痛みで食欲が落ち、体力(体重、筋肉)も減っていきます。睡眠不足でイライラしたり集中力が落ちたり、メンタル面にも影響しました。

  • CRPとは、炎症が起きているとき血中に現れる特殊なタンパク質のこと。基準値は0.3以下。
    Wikipedia C反応性蛋白

口内炎の予防(1)うがい、手洗い

口内炎の予防、うがい・手洗い

1日に5回以上

私は、2~3時間に1回を目安に、1日5回以上のうがい・手洗いをしています。

  • ブクブクうがい(口内)
  • ガラガラうがい(のど)
  • 石鹸で手洗い

口内炎の予防(2)アズノール、イソジン

アズノール イソジン

うがいは、でOK

うがいは、基本的に水(温水)でしています。口内炎の予防は水で十分、という主治医・看護師さんのアドバイス。私自身も、それで十分と感じています。

ただ、体調や外出先に応じてアズノールとイソジンも使っています。

アズノール
粘膜の炎症を抑える(治す)薬。
体に感じていない口内炎があるという仮定で、1日1回はアズノールでうがいをしています。口内炎ができてから(ひどくなってから)使用しても、抗がん剤中はなかなか治らないです。
イソジン
細菌やウイルスを除去する薬。
私には刺激が強すぎるようで、人混みに外出したとき使っています。口内の常在菌(善玉菌)まで殺菌してるのでは?とアドバイスもあり、イソジンを減らしたら不思議と口内炎ができなくなりました。
抗がん剤の副作用で、私が処方してもらっている薬です。この薬で副作用の症状を軽減したり、外出するときの対策などをしています。 現在の抗がん剤で、服用...

口内炎の予防(3)歯みがき

歯みがき

起床後・就寝前は、しっかり磨く

口(のど)は、ウイルスや細菌に一番感染しやすい経路。歯みがきは、口内炎の予防はもちろん、すべての感染症を予防する基本。起床後・就寝前は、とくにしっかりと歯みがきをしています。

口内炎の予防(4)電動歯ブラシ

音波振動ハブラシ ポケットドルツ EW-DS41

就寝前は、電動歯ブラシで

最近「入院中も便利なのでは?」と思い、パナソニックのポケットドルツを購入してみました。就寝前に使っていますが、想像以上によかったです。
Panasonic 公式サイト オーラルケア

電動歯ブラシはゴシゴシと磨く必要がないので、倦怠感があるとき、利き腕に点滴しているときでも、歯みがきしやすいと思いました。極細毛ブラシはやわらかめで、歯茎への刺激もソフトです。

また、ポケットドルツは充電式ではなく単4電池1本で動くタイプです。これが逆に、荷物をコンパクトにしたい入院に向いていると思います。

口内炎の予防(5)デンタルフロス、歯間ブラシ

デンタルフロス、歯間ブラシ

就寝前は、歯間そうじも

デンタルフロス・歯間ブラシは、歯茎を傷つけやすいので基本的にNGです。もし使う場合は、慎重に行ってください。

私は元々歯間が広めで、以前からデンタルフロスを使っています。歯ブラシで掃除できない食べカスが歯間に残るので、歯茎を傷つけないよう注意しています。

口内炎の対策、鎮痛剤など

ロキソニン、ムコスタ

状況に応じて鎮痛剤を

私が口内炎対策に処方してもらっている薬は、ロキソニンとムコスタです。ロキソニンは炎症・痛みを抑える薬、ムコスタは胃の粘膜を保護・修復する薬です。

口内炎を治すというよりは、痛みを抑える頓服(とんぷく)。腫れがひいて痛くなくなるまで、だいたい3日~1週間はかかります。

口内ケアを続けた結果

口内炎の予防・対策

ここ数ヵ月、口内炎なし

私は抗がん剤で治療をはじめた当初、本当によく口内炎になりました。口内ケアを続けた結果、口内炎は比較的コントロールしやすい副作用と感じています。

これまでを振り返ると、体調は口内炎から崩しやすかったです。オーラルケアは、がん患者自身がする体調管理の中でも一番大切なことと私は思います。

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末期の「スキルス胃がん」+「転移性肝がん」で抗がん剤治療をはじめて1年以上。いま体調管理ができているのは、主治医と看護師さんがたくさんアドバイスをしてくれた...

【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. うがい・手洗いを、1日5回以上する。
  2. アズノール・イソジンも状況に応じて併用する。
  3. 歯みがき・デンタルフロスを、ていねいにする。
  4. 口内炎は、重大な感染症(肺炎)のはじまり。甘くみない。
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