いま私は、外来(通院)で抗がん剤治療を続けています。抗がん剤治療をスケジュール通り進めるため、週に1回以上の血液検査もしています。
血液検査の結果を主治医と確認しながら、私が体調管理で気をつけていること、主治医に任せていることです。
- 血液検査の結果で気をつけていること
- 体調管理で大切にしていること
血液検査の結果で気をつけていること
- 白血球
- 赤血球
- カリウム
- 血小板
白血球が減っている
詳しくは、こちらをご覧ください。
赤血球が減っている
赤血球(ヘモグロビン)は、全身に酸素を運んでいます。
- ウォーキングは近所や公園にする
- 室内でできる運動に変更する
- 時間に余裕をもって行動する
- フードコートのあるスーパーを選ぶ
休憩しやすいルート、場所、方法を選ぶようにしています。
カリウムが増えている
私は転移性肝がんのため、血中のカリウム濃度が少し高くなりやすいです。高かった場合は、嫁に報告して野菜の量を減らしたり、メニューを変更しています。
- 高カリウム血症
血中のカリウム濃度が上がり、放置しておくと不整脈から心停止になる可能性がある症状。
Wikipedia 高カリウム血症
血小板が減っている
血小板は、出血したときに傷口をふさいで血を止めます。
- マスクをする
- 熱いお風呂に入らない
- 長時間うつむく姿勢をしない
- 強く鼻をかまない
抗がん剤の副作用で鼻血が出やすいので、のど・鼻の粘膜を乾燥させないことを基本にディレグラも処方されています。
体調管理で大切にしていること
体調の変化は、抗がん剤による副作用
体調の変化・原因は、基本的に抗がん剤による副作用です。なので、一般的にいわれている「このビタミンが不足している」とか「これを食べたら改善する」という情報はスルーしています。
単独で行動したり判断をせず、必ず主治医・看護師・管理栄養士さん、またはがん相談支援センターに行って相談しています。
検査結果を、いちいち心配しない
これまで私は100回以上の血液検査をしてきました。そして、どんなに気をつけても結果を100%コントロールできない。ということが分かりました。
コントロールできないことを考え続けると不安になったり、ときには恐怖を感じて集中力をなくします。こんなことを毎回していたら、神経が持たないと思いました。
なので私は、結果に対して「どいうすればいいのか?」を考えるようにし、主治医にアドバイスを求めるようにしています。
その他の数値は、主治医に任せる
- AST(GOT)
- ALT(GPT)
- γ-GTP
……
血液検査の結果に、こんな項目も掲載されています。でも私は、転移性肝がんに関連する数値くらいしか知りません。
私は主治医から指示がない限り、こういった数値に気をつけたり、意味を理解する必要もないと考えています。知ったからといってコントロールできないし、転移性肝がんが治るとも思えないからです。
そんな時間があったら、「いま」なにをするべきか?を考えるようにしています。
【まとめ】考えたこと、やったこと
- 血液検査の結果は、ほとんどコントロールできない。
- コントロールできないことを考え続けても、不安や恐怖を感じるだけ。
- 体調の変化は抗がん剤の副作用なので、まず主治医にアドバイスを求める。
- 「どいうすればいいのか?」を考え、主治医から出ている指示に集中する。

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