がんで入院中に、私を支え続けてくれた看護師さんの3つの特徴

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春先から秋口までの約半年間、進行性スキルス胃がん(+転移性肝がん)で一時退院しながらの入院生活。なかなか体調をコントロールできない中、たくさんの看護師さんに支えていただきました。

これは入院中、とくに私を支えてくれた看護師さんの特徴と、私がいまでも外来を含めて心掛けていることです。

  1. 入院中に、私を支え続けてくれた看護師さんの3つの特徴
  2. 私が、いまでも外来を含めて心掛けていること
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私を支えてくれた看護師さんの特徴

この内容は、私を支えてくれた看護師さんの3つの特徴で、これが必ずしも良い看護師さんという意味ではありません。

1.カルテをよく見ている

平八郎さん、体調はどうですか?あしたは化学療法(抗がん剤)の日ですよね。担当になったら、よろしくお願いしまーす♪

あの激務の中、今日の担当でもなく、あした担当になるかわからない。そんな患者のカルテまで確認して記憶しているのか?と、廊下ですれ違ったときビックリしたのを覚えています。

カルテをよく見てくれている看護師さんたちは、私の病状を本当によく理解して知ってくれていました。質問の答えも的確で、主治医に確認する場合も返答が早く、私を支えてくれました。

2.専門用語をほとんど使わない

こんな会話を、入院中に何度も聞きいています。

「点滴が終わったんで『ばっしん』しますねー」
「えっ!?」
「ばっしん」
「えっ!?」
「点滴の、針を、抜きますね!」
「あぁ…(針を抜くことを、抜針ていうんか…)」

エビデンスが、どーのこーの…
えーっと、日本語でOK?(根拠、証拠の意味でした)
あとで、詰め所に行ってくださいねー
ん?用務員のオッサン?警備員のオッサンかな…。(ナースステーションのことでした)
それは、1Fの事務所で聞いてくださいねー
事務所ってどこやねん、ここかな?部外者立ち入り禁止やけど…。(一般受け付けの窓口でした)
じゃ、ここを出てケモ室へ行って…
ケモ室?ケモ…ケモってなんや!?(ケモ=cemotherapyで、化学療法室・抗がん剤の点滴をする専用室のことでした)

とくに私を支えてくれた看護師さんたちは、こういった専門用語(隠語)をほとんど使いませんでした

3.よく副作用、症状を聞いてくれる

平八郎さん、手足のしびれとかないですか?2~3週間してから副作用が出てくることもありますよ

とくに私を支えてくれた看護師さんたちは、副作用や症状を予測してよく聞いてくれ、たくさんのアドバイスをしてくれました。

実際、その内のいくつかは聞こうかどうか迷っていた内容でした。

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私が看護師さんにしていること

私が看護師さんにしていることは当たり前と思われることですが、実際にしている患者さんは少ないと感じています。

名前を覚える

看護師さんたちは、本当によく患者さんの名前を覚えています。だから私も看護師さんのお名前を覚えて呼ぼう。そう決め、フロアの看護師さんの名前をほとんど覚えました。

お名前で会話をはじめると、腫瘍熱と炎症の違い、イソジンとアズノール(うがい薬)の使い分けなど、闘病ノートにはいろんなアドバイスでいっぱいになっていきました。後に、CVポートの手術を提案してくれて、主治医が即手術の手続きをしてくれたのは本当によかったと思っています。

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笑顔で接する

看護師さんたちは、どんなときでも笑顔で接してくれました。だから私も看護師さんに笑顔で応えよう。そう決め、できる限り自然な笑顔でがんばりました。

抗がん剤の副作用がツラいわけではなく、

  • 単に考え事をしていた
  • ストレッチのしすぎで股関節が痛い

そんなときでも、看護師さんたちは何か困ってる?と時間を割いてくれました。笑顔のときは、体調が良いとき。そんな感じで、忙しい看護師さんにムダな負担をかけないようにしました。

質問は一つにする

入院して闘病生活をはじめると、がんのこと、設備のこと、困ったことなど、聞きたいことがたくさん出てきます。私は一度にたくさん聞かず、質問は、優先順位をつけて一回に一つにしました。

看護師さんたちは、この質問に対してたくさんの答えを用意してくれました。予想もしなかったアドバイスをくれたり、2~3つの問題が同時に解決することも。

いつも聞かれることは同じで、パターンがあるようです。

看護師さんたちに心からの感謝

入院病棟には、1フロアに常に50人以上の患者さんが入院。容態も日々変化していく中、3交代(プラスα)、24時間体制で勤務する看護師さんたち。現場は「激務」「ブラック」なんてレベルじゃありませんでした。

そんな中、患者さんに「頑張って病気を治そう!」

そう思わせる看護師さんはスゴい

と思います。私は入院直後、土俵際まで持っていかれています。そんな私を元気づけてくれたお陰で、ここまで回復することができました。

本当にありがとうございました

これは主治医に対しても同じで、常に感謝の気持ちを伝えています

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【まとめ】考えたこと、やったこと

  1. 看護師さんの名前を覚える。
  2. 主治医・看護師さんに、笑顔で接する。
  3. 質問は、優先順位をつけて一つにする。
  4. 主治医・看護師さんに、その場で感謝の気持ちを伝える。
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