がんを治すため、私が生活習慣の改善に取り組んでいる基本の項目リスト一覧です。
- 食事
- 運動
- 生活リズム
- ストレス
この中から、それぞれ1~2つずつ改善していった半年後、自分でもビックリするほど体調が良くなり、がんも小さくなっていました。その生活習慣を改善している私の体験談なども少々。
生活習慣の改善【食事】
「体は、食べたものでできている」生活習慣の改善をはじめて、体が一番変化したと実感できたのが食事です。自分に合った食事方法を見つけるのは楽しいし、奥が深いです。
食べ方・食べる時間
- 早食いをしない
- 大食いをしない(腹八分目)
- よく噛んで食べる
- 食べてすぐ横にならない
- 遅い時間(寝る前)に食べない
とくに改善して良かったのは、「腹八分目」と「遅い時間に食べない」。胃腸に負担をかけない(翌日にダメージを残さない)食べ方をすると、こんなに体調が変わるのか!?と驚いたのを覚えています。
食品・食材
- 季節・旬の食材を食べる
- 野菜・雑穀を意識して食べる
- 苦手な食べものに注目する
- サプリメントで補う
- 加工食品を控える
- 油っこいものを控える
- 外食・お惣菜を控える
- 間食・甘いものを控える
- お酒をヤメる(控える)
栄養のバランスを考えるのに、苦手な食べものにも注目しました。偏食は、慢性的に不足がちな栄養があるかもしれません。どうしても食べられないものは、サプリメントで補っています。ちなみに私の場合は酸っぱいもの、クエン酸です。
味つけ・調味料
- 濃い味つけを控える
- 塩分・糖分を控える
- スパイス・香辛料で工夫する
薄味にしてみて、濃い味つけは食べすぎることがわかりました。スパイス・香辛料は、味つけのバリエーションが増えて楽しく、ちょっとした化学実験の気分です。
生活習慣の改善【運動】
「無理をしない、安静にする」と「何もしない」は、ぜんぜん意味が違います。私はこれを勘違いして、がんで入院してしばらく運動をせず、ムダに体重(筋肉、体力)を落としました。
体操・ストレッチ
- ストレッチをする
- ラジオ体操をする
- 動的ストレッチをする
50歳を目前にしたオッサンからすれば、体操・ストレッチでも十分な運動。硬くなった関節は、ケガの原因にもなります。私は、一ヶ月以上ストレッチだけをして体を慣らしていきました。
軽い運動
- 散歩・歩く
- ウォーキング
- 少し息が上がる程度にする
- 家事をする・手伝う
栄養と酸素を、血液で全身に循環させる。そのために運動をして、心臓を少しずつ鍛えるのが目的です。ほんの少し息が上がる程度の軽い運動が、私にはピッタリでした。続けた結果、半年前と息の上がり方は全然違います。
筋トレ
- つま先立ち
- スクワット
- 四股スクワット
- フロントブリッジ
太ももは第二の心臓と知ってから、下半身と体幹を中心に、省スペースで比較的やりやすい筋トレをしています。それぞれにコツやポイントがあるので、よかったらググってみてください。
生活習慣の改善【生活リズム】
生活リズムは、おもに睡眠時間を改善していきました。新しくはじめた生活習慣も、生活リズムに追加しています。
睡眠時間
- 睡眠時間
- 寝る時間
- 起きる時間
睡眠時間の改善は、単純に「何時間寝る」より「寝はじめる時間」でコントロールをしています。
体を守る
- うがい、手洗い
- 歯みがき・フロス
- マスクの着用
- 不要な外出を控える
- 除菌グッズ
- タバコをヤメる(2014年から禁煙済み)
歯みがき・フロスには、とくに注意しています。フロスは歯の間をキレイにできるけど、歯ぐきを傷つけやすく何度か炎症になりました。ごはんも食べにくくなるので、やさしく慎重にしています。
参考 口コミ評価が高いフロス
生活習慣の改善【ストレス】
がんのことを一日中考えていると、気がめいってきます。なにかとストレスは溜まってくるので、いろいろと息抜き・解消する方法を見つけていきました。
お風呂・入浴
- ゆっくり入る
入院中、ゆっくりお風呂に入る大切さを実感しました。家にいるときは当たり前のように入っていたけど、お風呂はストレス解消の基本だと思います。
趣味・好きなこと
- 没頭する
- 新しくチャレンジする
- 音楽を聴く
- 本を読む
たとえ10分でも好きなことに没頭すると、ストレスが解消されているように感じます。新しいことにチャレンジするのも、なかなか面白いです。
深呼吸する・考え方を変える
- 集中力のアップ
- 瞑想
- 焦らない
- 怒らない
- 急がない
- 凹まない
- 諦めない
一日が終わって、結局なにもしていない・できなかった。闘病生活がはじまって、これが一番つらかったです。少しでも前進するため、深呼吸は集中力を戻す・アップさせるきっかけにしています。
生活習慣を改善してみて
こだわりすぎると続かない。
これが率直な感想です。絶対にしない・食べない、この時間、この回数など、細かく決めるほど続きませんでした。計画を立てすぎるのもダメでした。ただ座っているだけなのに、やった気になるので注意しています。
また、何かをはじめると、何かをヤメないといけない。ということもわかりました。テレビはほとんど見なくなりました。
やりながらシンプルに変えていく。
シンプルにするほど続けやすく、自分に合う生活習慣にもしやすいです。
こちらの記事↓もおすすめ。生活習慣の改善(免疫力のアップ)は、バランスが大切だと考えています。
【まとめ】考えたこと、やったこと
- 改善する生活習慣を、食事・運動・生活リズム・ストレスに項目分けした。
- こだわりすぎると、続かなかった。
- やりながら、自分に合うシンプルな方法に変えていった。
- コツコツ生活習慣を改善したら、体調が良くなり、がんも小さくなっていた。

あとがき
注射をしたら、ご高齢の方ほど揉みたくなるようです。(個人的な感想)
- 揉む → 筋肉注射など
- 放置 → 皮下注射など
- 押さえる → 採血など
わたしは、毎回看護師さんに聞きます。