食生活を改善するとき、入院中に看護師さんと管理栄養士さんに教えてもらった「2つのこと」を守っています。シンプルな発想・考え方だけど、とても大切なこと。あまり話題にならないけど、私が食生活を改善する
基本の「き」にしている
ことです。
- 看護師さんに教えてもらったこと
- 管理栄養士さんに教えてもらったこと
- 食生活を改善する基本の「き」
入院中に教えてもらったこと(1)水
看護師さんに教えてもらったこと
毎日、水を1.0~1.5L飲みましょう
私が入院した病院は、朝の検診で「きのうのトイレ(大・小)の回数」を聞かれます。何日か経ち、おしっこの回数が少ないことに気づいた看護師さん。
平八郎さん、1日4回はちょっと少ないかな。水分は食事でも補給できるけど、毎日1.0~1.5L、500mlのペットボトルで2~3本の水を飲んでくださいね。
1日に必要な水の量
人間の60%は「水分」
厚生労働省の「健康のため水を飲もう」推進運動に、人間が1日に必要な水分量をわかりやすくまとめたポスター(PDFファイル)があります。
- ポスター「健康のため水を飲もう講座」
- 水分を20%失うと死亡の恐れ
- のどの渇きは「脱水」の証拠
ここで大切なのは、水は人間の主成分ということ。そして体の機能を正常に保つため、1日に2.5L、飲み水として毎日1.2Lは必要ということです。
こまめな水分補給
そんな簡単に飲めない
1時間あたり100~150ml。こまめな水分補給をはじめた1年前、すぐに思ったのが「おいしくない…」でした。お茶に変えても同じで、毎日500mlのミネラルウォーターを2本飲むのは簡単じゃありませんでした。
- のどの渇きは「脱水」の証拠
のどが渇いたから水を飲む、だからおいしく感じる。それは同時に脱水がはじまっていて、部屋の中にいても熱中症になる人がいる。そうだったのか、と納得できました。
私が1日に飲んでいる水の量
トイレ(小)1日8回を目安に
いま私は、1日に飲む水の量をトイレ(小)の回数で管理しています。500mlのペットボトル2本の水(+ココアなど)を飲むと、だいたい1日8回くらいで安定します。
トイレ(小)の回数で管理をはじめたのは、自分の適量がよくわからなかったからです。1日8回ぐらいがベストの体調なので、それよりトイレの回数が少なそうなら飲む量を増やす、そんな感じで調整しています。
入院中に教えてもらったこと(2)タンパク質
管理栄養士さんに教えてもらったこと
毎日、タンパク質を50g食べましょう
入院すると、管理栄養士さんがアレルギー等の確認に来てくれました。そのとき、人間の体で一番大切な栄養を教えてくれました。
人間の体の20%は、タンパク質でできています。平八郎さんだと、毎日50gのタンパク質が必要な体です。魚や肉、大豆製品は、できる限り残さず食べてくださいね。
1日に必要なタンパク質の量
これ↑はウイダーの公式サイトです。1日に必要なタンパク質の量がわかりやすい画像で紹介されていて、とてもイメージしやすいです。
ちなみに主菜の肉・魚だと、ざっくりとした計算で食材の約20%がタンパク質の量になります。
私が1日に食べているタンパク質の量
目標50g+ちょい足し
1日に食べるタンパク質は50gを目標にして、できる限り分けて食べるようにしています。私は偏食をしない主義なので、動物性・植物性タンパク質どちらも食べます。牛乳、乳製品も気にしません。
↑乾物の中で、タンパク質が豊富なのは「うち豆」と「そばの実」です。「にぼしの粉」も豊富ですが、量を食べないのでオマケ程度。
それらを、スープで食べる↓ことが多いです。これも水分補給といえば偶然ですが、スープは基本的になんでもちょい足しでき、私は大好きです。
食生活を改善する基本の「き」
水分とタンパク質を摂ってから
いま私は、食生活の改善にむずかしいことは考えていません。
人間の体は、「60%の水分」と「20%のタンパク質」でできています。ビタミン・ミネラルがどーのこーの…、がんに効く食材がうんたらかんたら…。それよりも、この2つを毎日しっかり摂らずに健康な体をつくるのは不可能と思います。
- 食事以外に水を1.0~1.5L
- タンパク質を1日合計50g
- 定番・季節の野菜を種類多く
- 雑穀・乾物をちょい足しして
- 大好きなスープにして食べる
こうシンプルに考えることで、嫁の負担もすごく軽くなっています。
【まとめ】考えたこと、やったこと
- 毎日、水を1.0~1.5L飲む習慣をつけた。
- 毎日、タンパク質を50g食べる目標をつくった。
- 食生活の改善は、この2つを毎日摂るのが大前提。
