抗がん剤の副作用でフラフラだった私は、下半身を中心に鍛えはじめると、どんどん体調がよくなっていきました。
これは、参考にしたスクワットの動画、筋トレをはじめた理由、わかった大切なこと、などをまとめたものです。
- 参考になるスクワットのYouTube動画
- 私が下半身の筋トレをはじめた理由
- 筋トレをしてわかった大切なこと
下半身の筋トレ、スクワットの動画2本
四股スクワット
本格的なスクワットをする前にはじめたのが、この四股スクワットです。思ったより軽い筋トレですが、しっかりと太ももに効いています。いきなりハイペースで飛ばした私は、あとで動けなくなりました。
- 四股スクワットのポイント
- 慣れるまで、イスの背もたれなどを持ってする
- つま先・ひざは外向きで、同じ方向にする
- お尻は突き出さず、背筋を伸ばした姿勢でする
- 3秒以上かけて、腰をゆっくりと上下させる
- ひざは伸ばさず、できれば止まらずにする
- 1セット5~10回程度、自分のペースではじめてOK
本格的なスクワット
次にはじめた筋トレが、この本格的なスクワットです。動画では軽くやっていますが、かなりキツい筋トレです。私は慣れるまでイスの背もたれを持ってしていました。四股スクワットと足・お尻の位置が違うので、注意しながらしています。
- 本格的なスクワットのポイント
- 足を、お尻がすっぽり入るくらいに広げる
- つま先とひざを、少し外側で同じ方向に広げる
- 胸を張ったまま、お尻を突き出して下がる
- ひざは伸ばしきらず、ゆっくり上下運動をする
- 1セット5~10回程度、週に数回のペースでOK
この2つの動画以外に、私は「つま先立ち」の筋トレも取り入れています。ふくらはぎを効率よく鍛えることができ、フラフラすることが無くなっていきました。
筋トレをしてわかった大切なこと
血液の役割を考えて、思ったこと
血液にある役割の中で、私はこの2つに注目しました。
- 栄養と酸素を運び、老廃物と二酸化炭素を回収している
- 体を守るため、免疫細胞(白血球)を全身に運んでいる
これは、血液が全身を循環しているのが前提です。
私は、胃がんになる以前から運動不足を感じていました。心肺機能がさらに弱った状態で生活習慣(とくに食生活)を改善しても、栄養や免疫細胞・白血球が全身に運ばれないように思いました。
下半身の筋トレをはじめた理由
抗がん剤で治療中の私は、まだまだ激しい運動ができません。心肺機能のアップは保留にし、第二の心臓といわれる「ふくらはぎ(太もも)」の筋力をアップさせ、血液を循環させようと考えました。
下半身に筋力がつくと、足の血管をポンプのようにしっかり収縮させ、心臓のサポートをしはじめます。これで、トイレに行く、立って歯みがきをする、といった日常生活が血液の循環をサポートすると考えています。
筋トレをしてわかった大切なこと
下半身を中心に筋トレを続けると、少しずつ体が軽く感じはじめました。体が重い、動くのがツラいと思っていたのは、運動不足による筋力の低下も原因とわかりました。
抗がん剤の副作用は、たしかにツラいです。ツラいですが、体を動かさないともっとツラい体になっていくと私は感じました。
運動不足を感じている人は、参考になる軽いストレッチ・体操の動画もあります。
少し動けるようになった私は、この動的ストレッチから筋トレにステップアップしました。
【まとめ】考えたこと、やったこと
- 血液は、栄養と酸素を運び、老廃物と二酸化炭素を回収している。
- 血液は、体を守るために免疫細胞(白血球)を全身に運んでいる。
- 第二の心臓を鍛えて、日常生活することで血液を全身に循環させる。
- 筋トレをすると、抗がん剤の副作用が少しずつ軽くなっていった。